暦注下段(特別な日)とは?吉日・凶日一覧

令和8年。天赦日・神吉日・大明日などの吉日、受死日・十死日などの凶日を一覧で解説。一粒万倍日などの選日も併せて紹介
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今日の吉日
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今日の凶日

今日と明日の暦注下段

今日の暦注下段
2026年8月15日(土)
干支:辛酉
神吉日 大明日 十死日 往亡日
明日の暦注下段
2026年8月16日(日)
干支:壬戌
母倉日 月徳日

今後7日の暦注下段一覧

日付 曜日 干支 暦注下段
8月16日 (日) 壬戌
母倉日 月徳日
8月17日 (月) 癸亥
神吉日 地火日 滅門日 重日
8月18日 (火) 甲子
天恩日 復日 一粒万倍日
8月19日 (水) 乙丑
神吉日 天恩日 母倉日 受死日 五墓日 帰忌日
8月20日 (木) 丙寅
天恩日
8月21日 (金) 丁卯
神吉日 天恩日
8月22日 (土) 戊辰
天恩日 母倉日 五墓日 血忌日

暦注下段とは

暦注下段(れきちゅうげだん)は、昔の暦の最下段に記載されていた日々の吉凶を表す暦注です。「下段」という名前は、暦の最下部に書かれていたことに由来します。暦には上段に干支や月齢、中段に十二直、下段に吉凶が記されていました。

暦注下段には、天赦日一粒万倍日などの吉日(縁起の良い日)と、受死日十死日などの凶日(縁起の悪い日)があり、合わせて20種類以上の日が存在します。吉日はさらに「七箇の善日(ななこのぜんにち)」と呼ばれる7つの代表的な吉日にまとめられ、凶日のうち大禍日・狼藉日・滅門日は「三箇の悪日(さんがのあくにち)」と呼ばれます。

科学的根拠はないものの、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行する際、政府が暦注下段の使用を禁止してもなお庶民に密かに使い続けられました。それ以前にも朝廷や政府によって何度も禁止されましたが根強く残り、現代では自由に使用できるようになっています。それだけ人々の生活に深く根づいてきた暦注と言えます。

暦注下段と他の暦注の関係
暦注には六曜(大安・仏滅など)をはじめ、選日(一粒万倍日・三隣亡など)、十二直、二十八宿、九星などさまざまな種類があります。暦注下段はその中で「暦の下段に記載されてきた吉凶注記」を指し、六曜と重ねて参照されることが多いです。例えば「大安」かつ「天赦日」の日は特に吉日とされます。

吉日(七箇の善日)一覧

七箇の善日(ななこのぜんにち)は、暦注下段を代表する7つの吉日——天赦日・神吉日・大明日・鬼宿日・天恩日・母倉日・月徳日——の総称です。本ページではこれらに加え、現代の暦で暦注下段と並んで併記されることが多い「一粒万倍日」も紹介します。一粒万倍日は正確には「選日(せんじつ)」に分類される暦注で、厳密な意味での暦注下段ではありませんが、吉凶を占う特別な吉日として現代の暦では広く親しまれ、カレンダーの下段にも併記されることが多いため、本ページでも併せて解説します。

天赦日 てんしゃにち 6日
百神が天に昇り万物の罪を赦す、最上の大吉日。年に5〜7回しかない貴重な日。
結婚・開業・引越し・契約など万事に吉。新しいことを始めるのに最適。
特になし(終日大吉)
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一粒万倍日 いちりゅうまんばいび 選日 64日
一粒の籾が万倍に実る意。新しいことを始めるのに最適な吉日。正確には「選日(せんじつ)」に分類されるが、現代の暦では暦注下段と同様に日々の吉凶を占う特別な吉日として広く親しまれている。
開業・種まき・投資・新しい財布の使い始め
借金や人から物を借りること(苦労も万倍になる)
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神吉日 かみよしび 200日
神事に関することが特に吉とされる、日本独自の暦注。
神社参拝・祭礼・祖先を祀ること・祈願
特になし
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大明日 だいみょうにち 152日
太陽が天地の隅々まで照らす日。太陽の恩恵を受け万事に大吉。
建築・旅行・婚礼・移転
特になし
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鬼宿日 きしゅくび 13日
鬼が宿にこもって外に出ないため吉となる日。お釈迦様が生まれた日とも。
万事に吉(特に仏事・新しいことの開始)
婚礼に関することのみ凶
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天恩日 てんおんび 92日
天の恩恵を受け万事が成長しやすい日。5日連続で巡る特徴を持つ。
結婚・引越し・祝い事など慶事全般
葬儀など凶事は避ける。受死日と重なると効果が打ち消される
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母倉日 ぼそうにち 77日
母が子を育てるように天が人を慈しむ日。何事にも吉、特に婚礼は大吉。
婚姻届の提出・結婚式・子供に関わる行事
特になし
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月徳日 つきとくにち 37日
月ごとの福を司る日。万事に吉。
建築・土木工事・新規事業の開始
特になし

凶日一覧

暦注下段の凶日には、受死日・十死日をはじめ、三箇の悪日(大禍日・狼藉日・滅門日)、五墓日、帰忌日、血忌日などがあります。いずれも科学的根拠はありませんが、伝統的に婚礼や慶事を避ける日とされてきました。

受死日 じゅしび 32日
暦注下段で最も縁起が悪い大凶日。「黒日(くろび)」とも呼ばれる。
葬儀のみ妨げなしとされる
婚礼・開業・契約・旅行など万事。重要事は全て避ける
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十死日 じゅうしにち 30日
受死日に次いで縁起が悪い日。万事に凶とされる。
特になし
特に旅行・外出を避ける。婚礼・慶事は全て避ける
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凶会日 きょうえにち 34日
凶事が会する日。万事に凶とされる大凶日。
特になし
婚礼・開業・契約など万事。重要事は全て避ける
往亡日 おうぼうにち 13日
「往くも亡ぶ」とされる凶日。季節の節目に関連して巡る。
特になし
婚礼・移転・旅行。新しいことを始めるのを避ける
五墓日 ごむび 30日
五つの墓を意味する凶日。万事に凶とされる。
特になし
婚礼・建築・開業。特に祝い事を避ける
帰忌日 きこにち 33日
「帰るを忌む」意。外出や帰宅に関わる凶日。
特になし
外出・旅行・帰省。遠出を避ける
血忌日 けつきび 35日
血に関することを忌む日。出血や刃物を避ける。
特になし
手術・刃物を使うこと・血を見ること。狩猟や屠殺も避ける
復日 ふくにち 72日
事が重なる意。祝い事が重なるのを忌む日。
特になし
婚礼・慶事。不幸が重なるとして祝い事を避ける
天火日 てんかにち 30日
天の火に関連する凶日。火に関わることを避ける。
特になし
火を使うこと・炊事・建築。火の元に注意
地火日 じかにち 31日
地の火に関連する凶日。土に関わることを避ける。
特になし
種まき・建築・土木。地面を掘ること避ける
大禍日 たいかにち 35日
大禍(大きな災い)の日。三箇の悪日の一つ。
特になし
万事に凶。特に婚礼・慶事を避ける
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狼藉日 ろうじゃくにち 30日
物事が乱れる意。三箇の悪日の一つ。
特になし
万事に凶。特に契約・取引を避ける
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滅門日 めつもんにち 25日
一家一門を亡ぼすとされる日。三箇の悪日の一つ。
特になし
婚礼・開業・新規事業。家庭に関わることを避ける
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時下食 ときげじき 30日
特定の時刻の食事を忌む日。時刻によって食事を控える。
特になし
該当時刻の食事。その時間帯は食事を控える
歳下食 さいげじき 6日
その年特有の干支の日。食事に関わることを忌む。
特になし
食事・飲食に関わる行事。一年で1日のみ

次の天赦日・一粒万倍日

最も人気のある吉日「天赦日」と「一粒万倍日」の、次回の訪れをご案内します。この2つが重なる日は「最強開運日」と呼ばれ、一年で数日しかありません。

次の天赦日まで
47日後
天赦日
10月1日(木)
次の一粒万倍日まで
3日後
一粒万倍日
8月18日(火)
最強開運日とは
天赦日と一粒万倍日が同じ日に重なると、一年で最も運気の高い「最強開運日」とされます。2026年は3月5日・7月19日・10月1日・12月16日の4日が該当します。結婚式・入籍・開業・新規事業の開始・新しい財布の使い始めなどに最適です。

2026年の暦注下段統計

令和8年(2026年)における、それぞれの暦注下段の発生日数です。天赦日は年に5〜7回、一粒万倍日は月に4〜6回(年間約60回)巡ります。凶日は吉日より少ない傾向があります。

吉日の発生日数

天赦日
6日
一粒万倍日
64日
神吉日
200日
大明日
152日
鬼宿日
13日
天恩日
92日
母倉日
77日
月徳日
37日

凶日の発生日数

受死日
32日
十死日
30日
凶会日
34日
往亡日
13日
五墓日
30日
帰忌日
33日
血忌日
35日
復日
72日
天火日
30日
地火日
31日
大禍日
35日
狼藉日
30日
滅門日
25日
時下食
30日
歳下食
6日

計算方法(節月と干支)

暦注下段のほとんどは、節月(せつげつ)と呼ばれる「二十四節気を基準とした月」と、その日の干支(十干十二支)の組み合わせで決まります。節月は旧暦の月とは異なり、節気(立春・啓蟄・清明…)を区切りとして月を替えます。

節月と月支の対応

節月区切り(節気)月支
1月節立春 〜 啓蟄の前日
2月節啓蟄 〜 清明の前日
3月節清明 〜 立夏の前日
4月節立夏 〜 芒種の前日
5月節芒種 〜 小暑の前日
6月節小暑 〜 立秋の前日
7月節立秋 〜 白露の前日
8月節白露 〜 寒露の前日
9月節寒露 〜 立冬の前日
10月節立冬 〜 大雪の前日
11月節大雪 〜 小寒の前日
12月節小寒 〜 立春の前日

代表例:天赦日の決め方

天赦日は、季節(四季)と日の干支の組み合わせで決まります。年に5〜7回しかない貴重な大吉日です。

季節該当する日干支
春(立春〜立夏の前日)戊寅(つちのえとら)
夏(立夏〜立秋の前日)甲午(きのえうま)
秋(立秋〜立冬の前日)戊申(つちのえさる)
冬(立冬〜立春の前日)甲子(きのえね)

代表例:母倉日の決め方

母倉日は節月と日支の組み合わせで決まります。「母が子を育てるように天が人を慈しむ日」とされ、婚礼に大吉とされます。

節月該当する日支
1月節・2月節子・亥の日
4月節・5月節寅・卯の日
7月節・8月節丑・辰・未・戌の日
10月節・11月節申・酉の日
3月節・6月節・9月節・12月節巳・午の日
凶会日だけは例外
ほとんどの暦注下段は節月と干支で決まりますが、凶会日だけは旧暦の月(農暦月)と日干支で決まるという特徴があります。また鬼宿日は二十八宿の「鬼宿」が回ってくる日、歳下食はその年の年支で決まる日など、一部独自の決め方を持つものもあります。

歴史と起源

古代中国での成立

暦注下段の起源は古代中国の陰陽五行思想と天文学に求められます。吉日・凶日の考え方は、奈良時代から平安時代にかけて日本に伝来しました。当時は朝廷の陰陽寮(おんみょうりょう)が暦を編纂し、日の吉凶を定めていました。

庶民への広がりと禁止令

暦注下段は科学的根拠がない迷信的な要素が強く、何度か朝廷や政府によって禁止されました。明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行する際にも、政府は暦注下段の使用を禁止しました。しかし当時の庶民は密かに使い続け、以前にも禁止令が出されるたびに根強く残りました。それほど人々の生活に深く支持されてきた暦注と言えます。

現代への継承

現代では暦注下段は自由に使用できるようになり、カレンダーや手帳、暦関連の書籍、ウェブサイトなどで広く紹介されています。結婚式場や葬儀社、不動産業などでも日取りの参考として扱われることがあり、六曜と並んで日本の日取り文化を支える暦注として親しまれています。

現代での楽しみ方

暦注下段は科学的根拠のない伝統文化ですが、日々の暮らしに彩りを添える楽しみ方があります。いくつかの例を紹介します。

日取り選びの参考にする

結婚式・入籍・開業・引越しなど、大切な行事の日取りを決める際の参考として使うのが最も一般的です。例えば「大安」かつ「天赦日」の日を選んだり、「一粒万倍日」に新しい財布を使い始めたりする楽しみ方が広がっています。

手帳やカレンダーに書き添える

今日の暦注下段を手帳やカレンダーの余白に書き添えるだけで、1日の始まりに「今日は天赦日」「今日は受死日」と吉凶を意識できます。吉日には前向きな行動を、凶日には無理をせず静かに過ごすなど、暮らしのリズムを整える目安として活用できます。

吉凶が重なる日を読み解く

同じ日に吉日と凶日が重なることも珍しくありません。例えば「一粒万倍日」と「受死日」が重なる場合、一般的には凶の日(受死日)が吉の効果を減じるとされます。反対に「天赦日」と「一粒万倍日」が重なる日は最高の吉日です。暦注の重なりを読み解くと、より立体的な日取り選びが楽しめます。

よくある質問(FAQ)

暦注下段とは何ですか?
暦注下段(れきちゅうげだん)は、昔の暦の最下段に記載されていた日々の吉凶を表す暦注のことです。「下段」という名前は、暦の最下部に書かれていたことに由来します。天赦日や一粒万倍日などの吉日、受死日や十死日などの凶日があり、合わせて20種類以上あります。科学的根拠はありませんが、明治時代に政府が禁止してもなお庶民に使い続けられてきた、生活に根づいた暦注です。
天赦日と一粒万倍日が重なる日はなぜ縁起が良いのですか?
天赦日は「百神が天に昇り万物の罪を赦す」最上の大吉日で年に5〜7回しかなく、一粒万倍日は「一粒の籾が万倍に実る」吉日で月に4〜6回あります。この2つが重なる日は一年で数日しかなく、「最強開運日」と呼ばれます。2026年は3月5日・7月19日・10月1日・12月16日が該当します。
暦注下段で最も縁起が悪い日は?
受死日(じゅしび)が最も縁起が悪いとされます。「黒日(くろび)」とも呼ばれ、葬儀以外は慎むべき大凶日です。次いで十死日、凶会日が凶日とされます。また、大禍日・狼藉日・滅門日は「三箇の悪日」と呼ばれ、三つ揃って凶日として知られます。
七箇の善日とは何ですか?
七箇の善日(ななこのぜんにち)は、天赦日・神吉日・大明日・鬼宿日・天恩日・母倉日・月徳日の7つの吉日の総称です。これらは暦注下段の中で代表的な吉日とされ、いずれも慶事や新しいことを始めるのに良い日とされます。なお神吉日は日本独自の暦注です。
三箇の悪日とは何ですか?
三箇の悪日(さんがのあくにち)は、大禍日・狼藉日・滅門日の3つの凶日の総称です。大禍日は「大いなる災い」、狼藉日は「物事が乱れる」、滅門日は「一家一門を亡ぼす」とされ、いずれも万事に凶とされます。本来は生まれ年(十二支)によって個人ごとに凶日が異なるとされましたが、近年の暦では全ての人に共通の凶日として扱われることが多いです。
暦注下段は信じてもいいですか?
暦注下段は科学的根拠のない迷信的な要素が強く、何度も朝廷や政府によって禁止された歴史があります。現代では自由に使えますが、過度に気にする必要はありません。結婚式や引越しの日取りを決める際の「参考の一つ」として楽しむのが良いでしょう。大切なのは日取りよりも、その日を迎える準備と心構えです。
一粒万倍日にやってはいけないことは?
一粒万倍日は良いことが万倍になる反面、借金や人から物を借りることは「苦労も万倍になる」として避けるべきとされます。また、葬儀などの凶事も避けた方が良いとされます。反対に、開業・種まき・投資・新しい財布の使い始めなど、新しいことを始めるのに最適な日です。
受死日にやっていいことは?
受死日は最も凶とされる日ですが、葬儀だけは「妨げなし」とされており、葬儀を行っても良いとされます。それ以外の婚礼・開業・契約・旅行などは全て避けるべきとされます。どうしても外せない用事がある場合は、午前中に済ませるのが良いとされる地域もあります。
鬼宿日になぜ婚礼だけ凶なのですか?
鬼宿日(きしゅくび)は「鬼が宿にこもって外に出ない日」で、万事に吉とされます。お釈迦様が生まれた日とも伝わり仏事にも良い日ですが、婚礼だけは凶とされます。これは二十八宿の「鬼宿」が婚礼に関連する星配置を忌むという古い星占いの考え方に由来するとされ、鬼宿日は婚礼以外なら何を始めるにも良い日とされています。
暦注下段と六曜の違いは?
六曜(大安・仏滅など)は6日周期で繰り返される日々の吉凶で、暦注の中でも特に身近なものです。一方暦注下段は、干支や節月(二十四節気起の月)との組み合わせで決まるより細かい吉凶で、種類も20以上あります。暦注下段は六曜と重ねて参照され、例えば「大安」かつ「天赦日」の日は特に吉日とされます。

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