鬼宿日(きしゅくび)とは?意味・2026年カレンダー
暦注下段の吉日「鬼宿日」。2026年の鬼宿日カレンダー・次回はいつ・やってはいけないこと・他の吉凶日との重なりを徹底解説
鬼宿日とは
鬼宿日(きしゅくび)とは、日本の暦注下段において「二十八宿の鬼宿(きしゅく)に当たる日」とされる吉日です。「七箇の善日」のひとつに数えられ、万事に吉とされます。
二十八宿(にじゅうはっしゅく)は、月の通り道を28分割した中国由来の星宿で、鬼宿はその中の南方七宿(朱雀)の第二宿に位置します。「鬼」は「魂・死者」を意味し、鬼宿日は死者との関わりを避ける日とされました。
そのため、鬼宿日は結婚式・葬式を除いて万事に吉とされる珍しい吉日です。開業・契約・着工・移転などには最適ですが、婚礼・弔事には必ず避けるのが伝統的な解釈です。年に約13回しかない稀な吉日として重視されています。
次の鬼宿日はいつ?
本日(2026年7月1日(水))以降、直近の鬼宿日 3回をご案内します。
| 日付 | 曜日 | 干支 | 六曜 | 他の暦注下段 |
|---|---|---|---|---|
| 7月17日 | 金 | 壬辰 | 先負 | 大明日 五墓日 滅門日 |
| 8月14日 | 金 | 庚申 | 友引 | 神吉日 大明日 復日 凶会日 時下食(10時前後(09:00-11:00)) |
| 9月11日 | 金 | 戊子 | 友引 | 神吉日 地火日 大禍日 |
2026年(令和8年)の鬼宿日一覧
2026年は全13回、鬼宿日が巡ってきます。月別の一覧です。干支・曜日・六曜も併記しています。
1月(2回)
2月(1回)
3月(1回)
4月(1回)
5月(1回)
6月(1回)
7月(1回)
8月(1回)
9月(1回)
10月(1回)
11月(1回)
12月(1回)
2027年の鬼宿日一覧
来年(2027年)の鬼宿日は全14回予定されています。長期的な日取り選びの参考にご活用ください。
1月(2回)
2月(1回)
3月(1回)
4月(1回)
5月(1回)
6月(1回)
7月(1回)
8月(1回)
9月(1回)
10月(1回)
11月(1回)
12月(2回)
やっていいこと・やってはいけないこと
やっていいこと
- 開業
- 開店
- 契約
- 着工
- 移転
- 旅行
- 祈願
- お宮参り
- 七五三
- 種まき
- 新規事始め
やってはいけないこと
- 結婚式
- 葬式(鬼宿日は慶事
- 弔事ともに避けるのが伝統。特に婚礼は忌みとされる)
他の吉凶日との重なり
暦注下段は日々の吉凶を細かく示すため、同じ日に複数の暦注が重なることがよくあります。鬼宿日が他の吉日や凶日と重なった場合、吉凶がどのように影響するかを解説します。
計算方法
鬼宿日は二十八宿(にじゅうはっしゅく)の「鬼宿」に当たる日です。二十八宿は月の通り道(白道)を28分割したもので、約27.32日周期で巡ります。
二十八宿について
- 東方七宿(青龍):角・亢・氐・房・心・尾・箕
- 北方七宿(玄武):斗・牛・女・虚・危・室・壁
- 西方七宿(白虎):奎・婁・胃・昴・畢・觜・参
- 南方七宿(朱雀):井・鬼・柳・星・張・翼・軫
鬼宿は南方七宿(朱雀)の第二宿で、約28日に1回巡ってきます。年間約13回、鬼宿日が巡ってきます。二十八宿の計算は月の動きに基づくため、日付と干支の単純な組み合わせではなく、月の満ち欠けと連動します。
歴史と由来
鬼宿日の思想は古代中国の天文学と二十八宿信仰に由来します。二十八宿はインド・中国で発達した星宿区分で、鬼宿(きしゅく)は朱雀(南方の神獣)の第二宿に位置します。「鬼」は死者・魂を意味し、この宿に当たる日は死者との関わりを避ける日とされました。
日本には平安時代に陰陽道・仏教とともに伝来し、貴族社会で婚礼を避ける日として重視されました。江戸時代には暦本『選日講録』『暦林問答集』で「鬼宿日は婚礼を忌む、他は万事吉」と明記され、庶民の生活暦に定着しました。
明治改暦後も継承され、現代のカレンダー・手帳にも「鬼宿日」と記載されています。婚礼業者・冠婚葬祭業でも、鬼宿日を避ける慣習が残っています。
よくある質問(FAQ)
鬼宿日とはどういう意味ですか?
鬼宿日(きしゅくび)は「二十八宿の鬼宿に当たる日」という意味の吉日で、暦注下段(七箇の善日)のひとつです。結婚式・葬式を除いて万事に吉とされる珍しい吉日です。年に約13回しかない稀な日です。
鬼宿日に結婚式してはいけないのは本当ですか?
はい、鬼宿日は結婚式を避けるのが伝統的な解釈です。「鬼」は死者・魂を意味し、鬼宿日は死者との関わりを避ける日とされるため、婚礼(慶事)には忌みとされます。結婚式・入籍・結納などは別の日を選ぶことをお勧めします。
鬼宿日に葬式してはいけないのは本当ですか?
はい、鬼宿日は葬式も避けるのが伝統的な解釈です。「鬼」が死者を意味するため、鬼宿日に葬式を行うと故人の魂が成仏しにくいと信じられてきました。ただし、現代では日程調整が難しいため、忌み方にも個人差があります。
鬼宿日にやっていいことは?
鬼宿日は結婚式・葬式を除いて万事に吉とされます。開業・開店・契約・着工・移転・旅行・祈願・お宮参り・七五三・種まき・新規事始めなどに最適な日です。特にビジネス関連の慶事に良い日とされます。
鬼宿日と他の吉日の違いは?
鬼宿日は「婚礼・葬式を除いて万事吉」という特殊な吉日です。他の吉日(天赦日・天恩日など)は婚礼にも吉とされますが、鬼宿日だけは婚礼を忌むのが特徴です。これは「鬼」が死者を意味するためです。
鬼宿日は年に何回ありますか?
鬼宿日は年に約13回あります。二十八宿(28日周期)の「鬼宿」に当たる日なので、約28日に1回の頻度で巡ってきます。天赦日(年5〜6回)よりは多いですが、他の吉日(天恩日・大明日など)よりは少ない稀な日です。
鬼宿日と受死日が重なる場合は?
鬼宿日(吉日)と受死日(凶日)が重なる場合は、半吉半凶の扱いとなります。重要な慶事は避け、静かに過ごすのが伝統的な解釈です。
鬼宿日に入籍するのは大丈夫ですか?
鬼宿日は入籍も避けるのが伝統的な解釈です。婚姻届の提出も婚礼行事のひとつと見なされるため、鬼宿日を避けるのが無難です。ただし、現代ではそこまで厳密に忌む人も減っています。