母倉日(ぼそうにち)とは?意味・2026年カレンダー
暦注下段の吉日「母倉日」。2026年の母倉日カレンダー・次回はいつ・やってはいけないこと・他の吉凶日との重なりを徹底解説
母倉日とは
母倉日(ぼそうにち)とは、日本の暦注下段において「母が子を育む如き慈悲の日」とされる吉日です。「七箇の善日」のひとつに数えられ、家庭・育児・移転に良い日とされます。
「母倉」とは「母が子を慈しむ如く、万物を養う日」を意味し、この日は慈悲の心で物事に当たると良いと信じられてきました。特に家庭行事・育児・子宝祈願・移転・結婚など、家族や生活の基盤に関わる事柄に良い日とされます。
暦注下段の中で出現頻度が高く(年に約77回)、日常的な吉日選びに実用的に使えます。お宮参り・七五三・子宝祈願など、子どもに関わる慶事に最適な日として重視されています。
次の母倉日はいつ?
本日(2026年7月1日(水))以降、直近の母倉日 3回をご案内します。
| 日付 | 曜日 | 干支 | 六曜 | 他の暦注下段 |
|---|---|---|---|---|
| 7月3日 | 金 | 戊寅 | 大安 | 帰忌日 |
| 7月4日 | 土 | 己卯 | 赤口 | 神吉日 大明日 天恩日 血忌日 大禍日 |
| 7月15日 | 水 | 庚寅 | 先勝 | なし |
2026年(令和8年)の母倉日一覧
2026年は全77回、母倉日が巡ってきます。月別の一覧です。干支・曜日・六曜も併記しています。
1月(4回)
2月(6回)
3月(6回)
4月(4回)
5月(7回)
6月(4回)
7月(6回)
8月(9回)
9月(10回)
10月(10回)
11月(6回)
12月(5回)
2027年の母倉日一覧
来年(2027年)の母倉日は全75回予定されています。長期的な日取り選びの参考にご活用ください。
1月(6回)
2月(4回)
3月(4回)
4月(6回)
5月(4回)
6月(6回)
7月(4回)
8月(10回)
9月(10回)
10月(10回)
11月(6回)
12月(5回)
やっていいこと・やってはいけないこと
やっていいこと
- 家庭行事
- 育児
- 子宝祈願
- 移転
- 引越し
- 結婚
- 入籍
- お宮参り
- 七五三
- 契約
- 種まき
- 着工
やってはいけないこと
- 特になし(ただし凶日との重なりには注意。葬式などの忌事は避ける流派もある)
他の吉凶日との重なり
暦注下段は日々の吉凶を細かく示すため、同じ日に複数の暦注が重なることがよくあります。母倉日が他の吉日や凶日と重なった場合、吉凶がどのように影響するかを解説します。
計算方法
母倉日は月支(節気)と日支の組み合わせで決まります。月ごとに母倉日となる日支が決まっており、年に約77回巡ってきます。
月別の母倉日となる日支
- 寅月(立春〜啓蟄前日):午(うま)・戌(いぬ)の日
- 卯月(啓蟄〜清明前日):巳(み)・酉(とり)の日
- 辰月(清明〜立夏前日):寅(とら)・午(うま)の日
- 巳月(立夏〜芒種前日):卯(う)・未(ひつじ)の日
- 午月(芒種〜小暑前日):辰(たつ)・申(さる)の日
- 未月(小暑〜立秋前日):巳(み)・酉(とり)の日
- 申月(立秋〜白露前日):子(ね)・辰(たつ)の日
- 酉月(白露〜立冬前日):丑(うし)・巳(み)の日
- 戌月(立冬〜大雪前日):寅(とら)・午(うま)の日
- 亥月(大雪〜小寒前日):卯(う)・未(ひつじ)の日
- 子月(小寒〜立春前日):辰(たつ)・申(さる)の日
- 丑月(小寒〜立春前日):丑(うし)・巳(み)の日
月ごとに2種類の日支が該当するため、約4〜5日に1回、年間約77回、母倉日が巡ってきます。
歴史と由来
母倉日の思想は古代中国の陰陽五行思想に由来します。「母が子を育む慈悲の日」とする考え方は、『史記』や『漢書』に見える「母倉」の記述に根差し、五行の「土」が万物を養う働きを象徴するとされました。
日本には平安時代に陰陽道とともに伝来し、貴族社会で家庭行事・移転・育児の日取りに用いられました。江戸時代には暦本『選日講録』『暦林問答集』で「母倉日は家庭・育児・移転に吉」と明記され、庶民の生活暦に定着しました。
明治改暦後も継承され、現代のカレンダー・手帳にも「母倉日」と記載されています。子宝祈願・お宮参り・七五三・家族旅行など、家族の慶事で重視されています。
よくある質問(FAQ)
母倉日とはどういう意味ですか?
母倉日(ぼそうにち)は「母が子を育む如き慈悲の日」という意味の吉日で、暦注下段(七箇の善日)のひとつです。家庭・育児・移転・結婚に良い日とされます。年に約77回巡ります。
母倉日にお宮参りしても大丈夫ですか?
はい、母倉日はお宮参りに最適な日とされています。「母が子を育む慈悲の日」なので、赤ちゃんの健やかな成長を祈るお宮参り・七五三に最適です。神吉日や大安と重なるとさらに良いでしょう。
母倉日に子宝祈願しても大丈夫ですか?
はい、母倉日は子宝祈願に最適な日とされています。子宝神社(子宝地蔵・安産神社)で子宝祈願や安産祈願を行うのに良い日です。神吉日や天赦日と重なるとさらに良いでしょう。
母倉日と天恩日の違いは?
両者とも暦注下段の吉日ですが、意味合いが異なります。天恩日は「天の恩恵」を受ける日で契約・祈願に良い日、母倉日は「母が子を育む慈悲の日」で家庭・育児・移転に良い日とされます。母倉日の方が家族・子どもに関わる慶事に適しています。
母倉日に引越ししても大丈夫ですか?
はい、母倉日は引越しに良い日とされています。「家庭を養う日」なので、新居での家族生活が順調に始まるという縁起を担いで、引越し日として人気があります。大明日や大安と重なるとさらに良いでしょう。
母倉日に結婚式しても大丈夫ですか?
はい、母倉日は結婚式に良い日とされています。「母が子を育む慈悲の日」なので、夫婦の絆・家庭の基盤を築く結婚式に最適です。大安や天赦日と重なると最強の結婚式日取りとされます。
母倉日と受死日が重なる場合は?
母倉日(吉日)と受死日(凶日)が重なる場合は、半吉半凶の扱いとなります。暦注下段では吉凶が複数重なることがあり、この場合は慶事を避け、静かに過ごすのが伝統的な解釈です。
母倉日は年に何回ありますか?
母倉日は年に約77回あります。月ごとに2種類の日支が該当するため、約4〜5日に1回の頻度で巡ってきます。日常的な吉日選びに使いやすい頻度です。