受死日(じゅしび)とは?意味・2026年カレンダー
暦注下段の凶日「受死日」。2026年の受死日カレンダー・次回はいつ・やってはいけないこと・他の吉凶日との重なりを徹底解説
受死日とは
受死日(じゅしび)とは、日本の暦注下段において「万事に凶とされる最も恐れられる凶日」のひとつです。「命を受けて死す」という意味から、あらゆる事柄を避けるべき日とされます。
「受死」とは「命を受けて死に至る」ことを意味し、この日に事を始めると破滅に至ると信じられてきました。特に結婚・開業・契約・移転などの慶事は厳しく忌まれ、婚礼業者や冠婚葬祭業でも受死日を避ける慣習が残っています。
暦注下段の中で「三箇の悪日(大禍日・狼藉日・滅門日)」や「十死日」と並ぶ強い凶日とされ、年に約32回巡ってきます。受死日と十死日が重なる場合は、さらに強い凶日とされます。
次の受死日はいつ?
本日(2026年7月1日(水))以降、直近の受死日 3回をご案内します。
| 日付 | 曜日 | 干支 | 六曜 | 他の暦注下段 |
|---|---|---|---|---|
| 7月1日 本日 |
水 | 丙子 | 先負 | 月徳日 天火日 狼藉日 |
| 7月7日 | 火 | 壬午 | 先負 | 神吉日 大明日 天恩日 一粒万倍日 |
| 7月19日 | 日 | 甲午 | 大安 | 天赦日 神吉日 月徳日 一粒万倍日 |
2026年(令和8年)の受死日一覧
2026年は全32回、受死日が巡ってきます。月別の一覧です。干支・曜日・六曜も併記しています。
1月(2回)
2月(2回)
3月(4回)
4月(2回)
5月(4回)
6月(2回)
7月(4回)
8月(3回)
9月(2回)
10月(2回)
11月(2回)
12月(3回)
2027年の受死日一覧
来年(2027年)の受死日は全28回予定されています。長期的な日取り選びの参考にご活用ください。
1月(3回)
2月(2回)
3月(2回)
4月(2回)
5月(2回)
6月(2回)
7月(2回)
8月(3回)
9月(3回)
10月(3回)
11月(2回)
12月(2回)
やっていいこと・やってはいけないこと
やっていいこと
- 特になし(凶日とされるため、慎ましく過ごすのが伝統的。どうしても事を行う場合は、午前中(特に巳の刻:9時〜11時)に済ませる流派もある)
やってはいけないこと
- 結婚式
- 入籍
- 開業
- 開店
- 契約
- 移転
- お宮参り
- 七五三
- 祈願
- 旅行
- 着工
- 新規事始め
- 慶事全般
他の吉凶日との重なり
暦注下段は日々の吉凶を細かく示すため、同じ日に複数の暦注が重なることがよくあります。受死日が他の吉日や凶日と重なった場合、吉凶がどのように影響するかを解説します。
計算方法
受死日は月支(節気)と日支の組み合わせで決まります。月ごとに受死日となる日支が決まっており、年に約32回巡ってきます。
月別の受死日となる日支
- 寅月(立春〜啓蟄前日):戌(いぬ)の日
- 卯月(啓蟄〜清明前日):辰(たつ)の日
- 辰月(清明〜立夏前日):亥(い)の日
- 巳月(立夏〜芒種前日):巳(み)の日
- 午月(芒種〜小暑前日):子(ね)の日
- 未月(小暑〜立秋前日):午(うま)の日
- 申月(立秋〜白露前日):丑(うし)の日
- 酉月(白露〜立冬前日):未(ひつじ)の日
- 戌月(寒露〜立冬前日):寅(とら)の日
- 亥月(立冬〜大雪前日):申(さる)の日
- 子月(大雪〜小寒前日):卯(う)の日
- 丑月(小寒〜立春前日):酉(とり)の日
月ごとに1種類の日支が該当するため、約12日に1回、年間約32回、受死日が巡ってきます。
歴史と由来
受死日の思想は古代中国の陰陽五行思想と道教に由来します。「命を受けて死す」とする考え方は、『史記』や『漢書』に見える凶神の記述に根差し、皇帝が事を始めるのを避ける日として位置づけられました。
日本には平安時代に陰陽道とともに伝来し、貴族社会で慶事を避ける日として重視されました。江戸時代には暦本『選日講録』『暦林問答集』で「受死日は万事に凶、特に慶事を忌む」と明記され、庶民の生活暦に定着しました。
明治改暦後も継承され、現代のカレンダー・手帳にも「受死日」と記載されています。婚礼業者・冠婚葬祭業・不動産業界でも、受死日を避ける慣習が残っています。
よくある質問(FAQ)
受死日とはどういう意味ですか?
受死日(じゅしび)は「命を受けて死す」という意味の凶日で、暦注下段の代表的な凶日のひとつです。万事に凶とされ、特に結婚・開業・契約・移転などの慶事は厳しく忌まれます。年に約32回巡ります。
受死日にやってはいけないことは?
受死日は万事に凶とされるため、以下を避けるのが伝統的な解釈です。
・結婚式・入籍・結納
・開業・開店・契約
・移転・引越し
・お宮参り・七五三・祈願
・旅行・着工・新規事始め
慶事は必ず別の日を選ぶことをお勧めします。
受死日と十死日の違いは?
両者とも暦注下段の強い凶日ですが、計算方法が異なります。受死日は月支と日支の組み合わせで決まり、年に約32回あります。十死日も月支と日支の組み合わせで決まりますが、別の組み合わせで、年に約30回あります。両者が重なる場合は極めて強い凶日とされます。
受死日と三箇の悪日の違いは?
受死日と三箇の悪日(大禍日・狼藉日・滅門日)は異なる凶日です。三箇の悪日は「受死日と同じ日支の翌々日」にあたる日とされることが多く、受死日と関連しながらも別の凶日として扱われます。どちらも万事に凶とされ、慶事を忌みます。
受死日と大安が重なる場合は?
受死日(凶日)と大安(吉日)が重なる場合は、吉凶が相殺されるとされます。ただし、受死日を優先して慶事を避けるのが伝統的な解釈です。重要な慶事は別の日を選ぶことをお勧めします。
受死日に入籍するのは大丈夫ですか?
受死日は入籍を避けるのが伝統的な解釈です。「命を受けて死す」という意味から、夫婦の門出に最も忌まれる日とされます。婚姻届の提出も別の日を選ぶことをお勧めします。
受死日に旅行するのは大丈夫ですか?
受死日は旅行を避けるのが伝統的な解釈です。安全上の懸念から、特に長距離移動や初めての場所への旅行は避けるのが無難です。どうしても旅行する場合は、午前中(特に巳の刻:9時〜11時)に出発する流派もあります。
受死日は年に何回ありますか?
受死日は年に約32回あります。月ごとに1種類の日支が該当するため、約12日に1回の頻度で巡ってきます。暦注下段の中で最も頻度の高い凶日のひとつです。