2026年(令和8年)

犯土(つち・ぼんど)

土を犯してはならない期間。大犯土(大土)7日と小犯土(小土)7日から成る。土いじり全般を忌む。
凶日(期間)
分類
44日
2026年の該当日数
60日に1回、計14日間(間日1日を含む)
頻度

犯土とは

犯土(つち・ぼんど)は、「土を犯してはならない」期間で、井戸掘り・伐採・種蒔き・土木工事・築墓・庭いじりなど、土を動かす作業全般を避けるべきとされる選日の凶期間です。大犯土(大土)7日と小犯土(小土)7日の計14日間が60日に1回巡ります。

犯土は「土公神(どこうしん)」という土の神が方位を巡るため、その期間に土を動かすと祟りがあるとする信仰に基づきます。間日(まび)が1日あり、間日は土を動かしても問題ないとされます。

豆知識:犯土は別名「ぼんど(凡亡)」とも呼ばれます。大犯土は別名「大土(おおづち)」、小犯土は「小土(こづち)」と記載されることもあります。「土用」の語源も同じ土公神に由来します。
項目内容
分類選日(凶日(期間))
読み方つち・ぼんど
意味土を犯してはならない期間。大犯土(大土)7日と小犯土(小土)7日から成る。土いじり全般を忌む。
何に吉特になし
何を忌む井戸掘り・伐採・種蒔き・土木工事・築墓・土を動かす作業全般
頻度60日に1回、計14日間(間日1日を含む)
撰日法大犯土は六十干支7番「庚午」から13番「丙子」まで7日間(14番丁丑は間日)。小犯土は15番「戊寅」から21番「甲申」まで7日間。

今日の犯土と次の犯土

今日(7月1日)
丙子
犯土
次回の犯土
7月1日(水)
丙子

今後の犯土一覧(最大5回)

日付曜日日干支備考
7月1日 (水) 丙子 大犯土
7月2日 (木) 丁丑 大犯土の間日
8月24日 (月) 庚午 大犯土
8月25日 (火) 辛未 大犯土
8月26日 (水) 壬申 大犯土

犯土の詳細

何を忌むか(凶事)

  • 井戸掘り:水井戸の掘削に凶
  • 伐採:樹木の伐採に凶
  • 種蒔き:農業・園芸の種まきに凶
  • 土木工事:掘削・盛土・基礎工事に凶
  • 築墓:墓の建立・改修に凶
  • 庭いじり:庭の土を動かす作業に凶

間日について

犯土の期間中でも、六十干支14番「丁丑」の日は「間日(まび)」と呼ばれ、土を動かしても問題ないとされます。間日は大犯土と小犯土の間に1日だけあります。

大犯土と小犯土の違い:大犯土(大土)は六十干支7番「庚午」から13番「丙子」までの7日間、小犯土(小土)は15番「戊寅」から21番「甲申」までの7日間です。間に1日の間日(丁丑)があります。

撰日法(計算方法)

大犯土は六十干支7番「庚午」から13番「丙子」まで7日間(14番丁丑は間日)。小犯土は15番「戊寅」から21番「甲申」まで7日間。

犯土は六十干支の特定の7日間が大犯土、次の7日間が小犯土です。間に1日の間日があります。

期間六十干支番干支読み犯土
大犯土7庚午こうご大犯土
8辛未しんび大犯土
9壬申じんしん大犯土
10癸酉きゆう大犯土
11甲戌こうじゅつ大犯土
12乙亥いつがい大犯土
13丙子へいし大犯土
14丁丑ていちゅう間日
小犯土15戊寅ぼいん小犯土
16己卯きぼう小犯土
17庚辰こうしん小犯土
18辛巳しんし小犯土
19壬午じんご小犯土
20癸未きび小犯土
21甲申こうしん小犯土

※ 60日に1回、計14日間(大犯土7日+間日1日+小犯土7日)継続します。間日は丁丑の日です。

歴史・起源

犯土は中国古代の「土公(どこう)」信仰に由来し、日本には宣明暦と共に伝来しました。土公神は土の神で、季節ごとに方位を巡るとされました。土公神のいる方位で土を動かすと祟りがあるとする発想は、古代中国の陰陽五行思想に基づきます。

江戸時代の寛政暦まで公式の暦注として記載され、貞享暦でも継承されました。明治6年(1873年)の太陽暦採用時に一旦公式から外れましたが、民間暦に残りました。「土用」の語源も同じ土公神に由来します。

現代での扱い

現代では、建築業者や造園業者の中に、着工日や地鎮祭の日取りで犯土を避けるケースが見られます。特に伝統的な神社仏閣の修造や、墓石の建立などでは犯土を気にする傾向が残っています。

ただし科学的根拠はなく、「縁起を担ぐ一つの目安」として楽しむのが良いでしょう。現代の建築では地盤調査や工法の質の方がはるかに重要です。

よくある質問(FAQ)

犯土とはどういう意味ですか?
犯土(つち・ぼんど)は「土を犯してはならない」期間で、井戸掘り・伐採・種蒔き・土木工事・築墓・庭いじりなど、土を動かす作業全般を避けるべきとされる凶期間です。大犯土7日と小犯土7日の計14日間が60日に1回巡ります。土公神という土の神に祟られるとする信仰に基づきます。
犯土は何を避けるべきですか?
犯土には井戸掘り・伐採・種蒔き・土木工事・築墓・庭いじりなど、土を動かす作業全般を避けるべきとされます。間日(丁丑の日)は土を動かしても問題ありません。
大犯土と小犯土の違いは?
大犯土(大土)は六十干支7番「庚午」から13番「丙子」までの7日間、小犯土(小土)は15番「戊寅」から21番「甲申」までの7日間です。間に1日の間日(丁丑)があります。どちらも土いじりを忌む点は同じです。
犯土の間日とは?
犯土の間日は六十干支14番「丁丑」の日で、大犯土と小犯土の間に1日だけあります。間日は土を動かしても問題ないとされ、間日を挟んで工事を再開するケースもあります。
犯土は何日間続きますか?
犯土は計14日間続きます。大犯土7日+間日1日+小犯土7日です。六十干支7番「庚午」から21番「甲申」までが該当し、60日に1回、14日間継続します。年間では約88日が犯土に該当します。
犯土と土用の違いは?
犯土は六十干支で計算される14日間の凶期間、土用は二十四節気で計算される約18日間の期間です。ただし、両者とも「土公神」という土の神に由来し、土いじりを忌む点は共通します。土用の語源も同じ土公神に由来します。
犯土の期間に家を建て始めても大丈夫ですか?
犯土は迷信的な暦注で科学的根拠はありません。現代では気にしない人も多いですが、伝統を重んじる建築業者やご家族の場合は日取りを避けることがあります。心配な場合は工務店に相談するのが良いでしょう。間日は問題ありません。