天赦日(てんしゃにち)とは?意味・2026年カレンダー

暦注下段の吉日「天赦日」。2026年の天赦日カレンダー・次回はいつ・やってはいけないこと・他の吉凶日との重なりを徹底解説

天赦日
てんしゃにち
吉日(暦注下段)
天赦日(てんしゃにち)は、暦注下段の中で最も吉とされる日。天(神)がすべての罪を許す日とされ、「百神が天に昇り万物を助ける日」と伝えられ、何を始めても良いとされる日本最高の吉日です。
令和8年(2026年)の天赦日は 6日

天赦日とは

天赦日(てんしゃにち)とは、日本の伝統的な暦(暦注)において、「最も吉兆とされる最上位の吉日」です。天が万物の罪を許す日とされ、天赦日を選んで事を始めれば、何事も成功しやすいと古くから信じられてきました。

「天赦」の語は中国の『史記』や『漢書』などの古典に由来し、皇帝が罪人を赦免する「恩赦」になぞらえて、天(神)がすべての罪を許して万物の生成を助ける日を指します。日本には平安時代に暦法とともに伝わり、現在も冠婚葬祭や慶事の日取り選びで重視されています。

暦注下段(七箇の善日)の最上位に位置づけられ、「この日に始めたことは何でも成功する」「天赦日に財布を買うと金運が上がる」「天赦日に入籍すると夫婦円満」など、現代でも多くの開運行動が推奨されています。

選日との関係:天赦日と天恩日は共に暦注下段の吉日で「七箇の善日」に数えられますが、選日(不成就日など)とは系統の異なる暦注です。本サイトでは伝統的な「暦注下段」に分類して解説します。

次の天赦日はいつ?

本日(2026年7月1日(水))以降、直近の天赦日 3回をご案内します。

日付 曜日 干支 六曜 他の暦注下段
7月19日 甲午 大安 神吉日 月徳日 受死日 一粒万倍日
10月1日 戊申 仏滅 神吉日 一粒万倍日
12月16日 甲子 赤口 天恩日 一粒万倍日
ポイント: 暦注下段は日々の吉凶を細かく占う伝統的な暦注です。同じ日に複数の吉日・凶日が重なることも多く、重なり方によって吉凶の強弱が変わります。特別な暦日 まとめページで今日の暦注下段をまとめて確認できます。

2026年(令和8年)の天赦日一覧

2026年は全6回、天赦日が巡ってきます。月別の一覧です。干支・曜日・六曜も併記しています。

3月(1回)

5日
戊寅

5月(2回)

4日
戊寅
20日
甲午

7月(1回)

19日
甲午

10月(1回)

1日
戊申

12月(1回)

16日
甲子

2027年の天赦日一覧

来年(2027年)の天赦日は全6回予定されています。長期的な日取り選びの参考にご活用ください。

2月(1回)

28日
戊寅

4月(1回)

29日
戊寅

5月(1回)

15日
甲午

7月(1回)

14日
甲午

9月(1回)

26日
戊申

12月(1回)

11日
甲子

やっていいこと・やってはいけないこと

やっていいこと

  • 結婚式
  • 入籍
  • 開業
  • 開店
  • 移転
  • 引越し
  • 契約
  • 金運アップ
  • 財布購入
  • 旅行
  • 祈願
  • お宮参り
  • 七五三
  • 店舗改装
  • 新規事業開始

やってはいけないこと

  • 特になし(ただし他の凶日と重なる場合は注意。血忌日
  • 帰忌日
  • 受死日との重なりには慶事を避ける流派もある)

他の吉凶日との重なり

暦注下段は日々の吉凶を細かく示すため、同じ日に複数の暦注が重なることがよくあります。天赦日が他の吉日や凶日と重なった場合、吉凶がどのように影響するかを解説します。

天赦日 + 一粒万倍日
最強の開運日とされます。財布購入・起業・入籍・契約など、金運や拡大を願う事柄に最適。年に1〜2回しかない超貴重な日です。
天赦日 + 大安
六曜の大安(万事吉)と重なると、結婚式・結納・開業など慶事に最高の日取りとされます。冠婚葬祭業でも人気です。
天赦日 + 神吉日
神社参拝・祈願・お宮参りに最適。神仏への祈りが最も通じやすい日とされます。
天赦日 + 受死日
吉日と凶日が重なる「半吉半凶」の扱い。慶事は避け、静かに過ごすのが伝統的な解釈です。
天赦日 + 大安
六曜の大安(万事吉)と天赦日が重なると、吉の効果が強められます。結婚式・入籍・開業などの慶事に最適な日とされます。
天赦日 + 仏滅
仏滅(万事凶)と重なると、吉日の効果が弱まるとされます。重要な慶事は避けた方が無難です。

計算方法

天赦日は干支(六十干支)と季節(節気)の組み合わせで決まります。年に5〜6回のみ巡ってくる非常に稀な吉日です。以下のいずれかに該当する日が天赦日となります。

季節別の条件

  • 立春〜春分前日(春季):戊寅(つちのえとら)の日
  • 立夏〜夏至前日(夏季):甲午(きのえうま)の日
  • 立秋〜秋分前日(秋季):戊申(つちのえさる)の日
  • 立冬〜冬至前日(冬季):甲子(きのえね)の日

つまり、季節ごとに決まった干支の日が1回だけ出現し、それが天赦日となります。年に5〜6回しかない理由は、六十干支(60日周期)の中で上記4種類の干支がそれぞれ特定の季節に重なる日が限られているためです。

補足:季節の区切りは「節気」で判断します。立春・立夏・立秋・立冬が各季節の始まり、春分・夏至・秋分・冬至の前日までがその季節です。季節をまたぐと対応する干支が変わります。

歴史と由来

天赦日の思想は、古代中国の陰陽五行思想と天命思想に根差しています。『史記』暦書や『漢書』律暦志に「天赦」の記述が見え、皇帝が罪を許す「恩赦」を行う吉日として重要視されました。

日本には平安時代、陰陽道とともに暦法が伝来した際に導入され、貴族社会で儀式や慶事の日取り選びに用いられました。江戸時代には暦本『選日講録』や『暦林問答集』で「天赦日は万事に吉」と明記され、庶民の生活暦にも定着しました。

明治6年(1873年)の改暦後も、簡略化されつつ天赦日の計算は継承され、現代のカレンダーや手帳にも「天赦日」と記載されています。金運上昇・財布購入・入籍などに最適な日として、SNSでもたびたび話題になります。

よくある質問(FAQ)

天赦日とはどういう意味ですか?

天赦日(てんしゃにち)は「天がすべての罪を許す日」という意味の吉日で、暦注下段(七箇の善日)の中で最も吉兆とされる日です。「百神が天に昇り万物を助ける日」とも伝えられ、何事を始めるにも最適とされます。

天赦日にやってはいけないことはありますか?

天赦日自体は万事吉とされ、特にやってはいけないことはありません。ただし、血忌日・帰忌日・受死日などの凶日と重なる場合は、慶事を避ける流派もあります。他の暦注との重なりを確認して判断してください。

天赦日に財布を買うのは本当ですか?

はい、天赦日に財布を購入すると金運が上がるとされています。特に「一粒万倍日」と重なる日は「最強の金運アップ日」とされ、金色や黄色の財布を購入する人が多いです。金運神社(金刀比羅宮・御金神社など)で財布のお清めを受ける人もいます。

天赦日と天恩日の違いは何ですか?

両者とも暦注下段の吉日ですが、位置づけが異なります。天赦日は「最も吉兆とされる最上位の吉日」で年に5〜6回、天恩日(てんおんにち)は「天の恩恵を受ける日」で年に約80〜90回あります。天赦日の方が格が高いですが、出現頻度は低いです。

天赦日に入籍しても大丈夫ですか?

はい、天赦日は入籍に最適な日とされています。「夫婦円満・永遠の幸福」を願う入籍日として人気があり、役所の婚姻届提出もこの日を選ぶカップルが多いです。大安や友引と重なるとさらに良いとされます。

天赦日は年に何回ありますか?

天赦日は年に5〜6回しかありません。春季に戊寅の日、夏季に甲午の日、秋季に戊申の日、冬季に甲子の日が各1回(まれに2回)出現し、合計5〜6回となります。非常に稀な吉日です。

天赦日と仏滅が重なる場合は?

六曜の仏滅と重なると、仏滅の「万事凶」が天赦日の「万事吉」を弱めるとされます。ただし、天赦日は最上位の吉日なので、仏滅の影響を抑えて吉とする流派もあります。重要な慶事は避けるのが無難です。

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