十死日(じゅうしび)とは?意味・2026年カレンダー

暦注下段の凶日「十死日」。2026年の十死日カレンダー・次回はいつ・やってはいけないこと・他の吉凶日との重なりを徹底解説

十死日
じゅうしび
凶日(暦注下段)
十死日(じゅうしび)は、暦注下段の強い凶日。受死日と並ぶ恐れられる日で、万事に凶とされます。特に慶事は厳しく忌まれ、旅行や契約も避けるのが伝統的な解釈です。
令和8年(2026年)の十死日は 30日

十死日とは

十死日(じゅうしび)とは、日本の暦注下段において「万事に凶とされる強い凶日」のひとつです。受死日と並ぶ恐れられる日で、あらゆる事柄を避けるべき日とされます。

「十死」とは「十の死」という意味で、非常に強い凶日であることを象徴的に表現しています。この日に事を始めると破滅に至ると信じられてきました。特に結婚・開業・契約・旅行などの慶事は厳しく忌まれます。

暦注下段の中で受死日・三箇の悪日と並ぶ強い凶日とされ、年に約30回巡ってきます。受死日と十死日が重なる場合は、極めて強い凶日とされます。

注意:十死日は万事に凶とされる強い凶日です。結婚・開業・契約・旅行などの慶事は必ず避けるのが伝統的な解釈です。

次の十死日はいつ?

本日(2026年7月1日(水))以降、直近の十死日 3回をご案内します。

日付 曜日 干支 六曜 他の暦注下段
7月6日 辛巳 友引 天恩日 一粒万倍日 重日
7月14日 己丑 赤口 復日
7月26日 辛丑 赤口 神吉日
ポイント: 暦注下段は日々の吉凶を細かく占う伝統的な暦注です。同じ日に複数の吉日・凶日が重なることも多く、重なり方によって吉凶の強弱が変わります。特別な暦日 まとめページで今日の暦注下段をまとめて確認できます。

2026年(令和8年)の十死日一覧

2026年は全30回、十死日が巡ってきます。月別の一覧です。干支・曜日・六曜も併記しています。

1月(2回)

15日
己丑
27日
辛丑

2月(3回)

4日
己酉
16日
辛酉
28日
癸酉

3月(2回)

8日
辛巳
20日
癸巳

4月(3回)

1日
乙巳
9日
癸丑
21日
乙丑

5月(3回)

3日
丁丑
11日
乙酉
23日
丁酉

6月(3回)

4日
己酉
12日
丁巳
24日
己巳

7月(3回)

6日
辛巳
14日
己丑
26日
辛丑

8月(2回)

15日
辛酉
27日
癸酉

9月(2回)

16日
癸巳
28日
乙巳

10月(2回)

18日
乙丑
30日
丁丑

11月(2回)

7日
乙酉
19日
丁酉

12月(3回)

1日
己酉
9日
丁巳
21日
己巳

2027年の十死日一覧

来年(2027年)の十死日は全32回予定されています。長期的な日取り選びの参考にご活用ください。

1月(3回)

2日
辛巳
10日
己丑
22日
辛丑

2月(3回)

3日
癸丑
11日
辛酉
23日
癸酉

3月(2回)

15日
癸巳
27日
乙巳

4月(2回)

16日
乙丑
28日
丁丑

5月(3回)

6日
乙酉
18日
丁酉
30日
己酉

6月(2回)

7日
丁巳
19日
己巳

7月(3回)

1日
辛巳
9日
己丑
21日
辛丑

8月(3回)

2日
癸丑
10日
辛酉
22日
癸酉

9月(3回)

3日
乙酉
11日
癸巳
23日
乙巳

10月(3回)

5日
丁巳
13日
乙丑
25日
丁丑

11月(3回)

6日
己丑
14日
丁酉
26日
己酉

12月(2回)

16日
己巳
28日
辛巳

やっていいこと・やってはいけないこと

やっていいこと

  • 特になし(凶日とされるため、慎ましく過ごすのが伝統的)

やってはいけないこと

  • 結婚式
  • 入籍
  • 開業
  • 契約
  • 移転
  • 旅行
  • お宮参り
  • 七五三
  • 祈願
  • 着工
  • 新規事始め
  • 慶事全般

他の吉凶日との重なり

暦注下段は日々の吉凶を細かく示すため、同じ日に複数の暦注が重なることがよくあります。十死日が他の吉日や凶日と重なった場合、吉凶がどのように影響するかを解説します。

十死日 + 仏滅
六曜の仏滅と重なると、最も強い凶日となります。慶事は厳しく忌み、何も始めないのが伝統的な解釈です。
十死日 + 赤口
赤口(万事凶)と重なると、強い凶日となります。慶事は避けるのが無難です。
十死日 + 大安
大安(万事吉)と重なると、吉凶が相殺されるとされます。ただし、十死日を優先して慶事を避けるのが伝統的な解釈です。
十死日 + 受死日
受死日と十死日が重なる場合は、極めて強い凶日となります。慶事は厳しく忌みます。
十死日 + 三箇の悪日
三箇の悪日(大禍日・狼藉日・滅門日)と重なると、さらに強い凶日となります。慶事は避けるのが無難です。
十死日 + 大安
六曜の大安(万事吉)と十死日が重なると、吉の効果が強められます。結婚式・入籍・開業などの慶事に最適な日とされます。
十死日 + 仏滅
仏滅(万事凶)と重なると、凶の効果が強まるとされます。重要な慶事は避けた方が無難です。

計算方法

十死日は月支(節気)と日支の組み合わせで決まります。月ごとに十死日となる日支が決まっており、年に約30回巡ってきます。

月別の十死日となる日支

  • 寅月(立春〜啓蟄前日):酉(とり)の日
  • 卯月(啓蟄〜清明前日):巳(み)の日
  • 辰月(清明〜立夏前日):丑(うし)の日
  • 巳月(立夏〜芒種前日):酉(とり)の日
  • 午月(芒種〜小暑前日):巳(み)の日
  • 未月(小暑〜立秋前日):丑(うし)の日
  • 申月(立秋〜白露前日):酉(とり)の日
  • 酉月(白露〜立冬前日):巳(み)の日
  • 戌月(寒露〜立冬前日):丑(うし)の日
  • 亥月(立冬〜大雪前日):酉(とり)の日
  • 子月(大雪〜小寒前日):巳(み)の日
  • 丑月(小寒〜立春前日):丑(うし)の日

月ごとに1種類の日支が該当するため、約12日に1回、年間約30回、十死日が巡ってきます。受死日とは別の日支組み合わせで計算されます。

歴史と由来

十死日の思想は古代中国の陰陽五行思想と道教に由来します。「十の死」とする考え方は、『史記』や『漢書』に見える凶神の記述に根差し、受死日と並ぶ強い凶日として位置づけられました。

日本には平安時代に陰陽道とともに伝来し、貴族社会で慶事を避ける日として重視されました。江戸時代には暦本『選日講録』『暦林問答集』で「十死日は万事に凶、特に慶事を忌む」と明記され、庶民の生活暦に定着しました。

明治改暦後も継承され、現代のカレンダー・手帳にも「十死日」と記載されています。受死日に比べると知名度はやや低いですが、暦注下段では同じく強い凶日として扱われます。

よくある質問(FAQ)

十死日とはどういう意味ですか?

十死日(じゅうしび)は「十の死」という意味の凶日で、暦注下段の強い凶日のひとつです。受死日と並ぶ恐れられる日で、万事に凶とされます。年に約30回巡ります。

十死日にやってはいけないことは?

十死日は万事に凶とされるため、以下を避けるのが伝統的な解釈です。
・結婚式・入籍・結納
・開業・開店・契約
・移転・引越し
・旅行・お宮参り・七五三・祈願
・着工・新規事始め
慶事は必ず別の日を選ぶことをお勧めします。

十死日と受死日の違いは?

両者とも暦注下段の強い凶日ですが、計算方法が異なります。受死日は月支と日支の組み合わせ(寅月=戌、卯月=辰など)で決まり、十死日は別の組み合わせ(寅月=酉、卯月=巳など)で決まります。両者が重なる場合は極めて強い凶日とされます。受死日の方が一般的に知名度が高いです。

十死日と大安が重なる場合は?

十死日(凶日)と大安(吉日)が重なる場合は、吉凶が相殺されるとされます。ただし、十死日を優先して慶事を避けるのが伝統的な解釈です。重要な慶事は別の日を選ぶことをお勧めします。

十死日に入籍するのは大丈夫ですか?

十死日は入籍を避けるのが伝統的な解釈です。「十の死」という意味から、夫婦の門出に忌まれる日とされます。婚姻届の提出も別の日を選ぶことをお勧めします。

十死日に旅行するのは大丈夫ですか?

十死日は旅行を避けるのが伝統的な解釈です。安全上の懸念から、特に長距離移動や初めての場所への旅行は避けるのが無難です。どうしても旅行する場合は、吉日(天赦日や大安)を選び直すことをお勧めします。

十死日は年に何回ありますか?

十死日は年に約30回あります。月ごとに1種類の日支が該当するため、約12日に1回の頻度で巡ってきます。受死日(年約32回)とほぼ同じ頻度で発生します。

十死日と受死日が重なる場合は?

受死日と十死日が重なる場合は、極めて強い凶日となります。「二重の死」とも呼ばれ、あらゆる慶事を厳しく忌みます。年に数回しか発生しない稀な日です。

関連ページ