2026年(令和8年)

十方暮(じっぽうぐれ)

十方(天地八方)が暮れる(闇となる)意。五行が相剋する日が続くため万事に凶。
凶日(期間)
分類
60日
2026年の該当日数
60日に1回、10日間
頻度

十方暮とは

十方暮(じっぽうぐれ)は、六十干支21番「甲申(こうしん)」から30番「癸巳(きし)」までの10日間の凶期間です。「十方(天地八方)が暮れる(闇になる)」という意味で、五行が相剋する日が続くため万事に凶とされます。

十方暮は八専と並ぶ60日周期の凶期間で、八専が五行の「重なり」を忌むのに対し、十方暮は五行の「相剋(そうこく)」を忌む点が異なります。結婚・相談事・重要な契約などを避けるべき期間とされます。

豆知識:「十方(じっぽう)」は仏教用語で「東・南・西・北・東南・西南・東北・西北の八方+上・下」の十方向を指します。「十方暮」は全ての方角が暮れる(闇になる)という意味で、何事も暗くなるとされました。
項目内容
分類選日(凶日(期間))
読み方じっぽうぐれ
意味十方(天地八方)が暮れる(闇となる)意。五行が相剋する日が続くため万事に凶。
何に吉特になし
何を忌む結婚・相談事・重要な契約・事始め
頻度60日に1回、10日間
撰日法六十干支21番「甲申」から30番「癸巳」までの10日間。

今日の十方暮と次の十方暮

今日(7月1日)
今日は十方暮ではありません
次回の十方暮
7月9日(木)
甲申

今後の十方暮一覧(最大5回)

日付曜日日干支備考
7月9日 (木) 甲申 十方暮
7月10日 (金) 乙酉 十方暮
7月11日 (土) 丙戌 十方暮
7月12日 (日) 丁亥 十方暮
7月13日 (月) 戊子 十方暮

十方暮の詳細

何を忌むか(凶事)

  • 結婚:婚礼・結納に凶
  • 相談事:重要な相談・決断に凶
  • 重要な契約:ビジネス契約・不動産契約に凶
  • 事始め:新しいことを始めるのに凶

何に良いか

  • 特になし:静かに過ごすのが良いとされる
  • 既存のことを続ける:新しいことを始めなければ問題ない
八専との違い:八専は五行が「重なる」ため凶、十方暮は五行が「相剋する」ため凶と、性質が異なります。どちらも60日に1回巡る凶期間ですが、該当する六十干支番が異なります。

撰日法(計算方法)

六十干支21番「甲申」から30番「癸巳」までの10日間。

十方暮は六十干支21番「甲申」から30番「癸巳」までの10日間です。十干と十二支の五行が相剋する日が続く凶期間で、23番「丙戌」と26番「己丑」は間日(相剋ではない)ですが、周囲の影響を受けて10日間全て凶とされます。

六十干支番干支読み五行(干/支)
21甲申こうしん木・金(相剋)
22乙酉いつゆう木・金(相剋)
23丙戌へいじゅつ火・土(間日・相生)
24丁亥ていがい火・水(相剋)
25戊子ぼし土・水(相剋)
26己丑きちゅう土・土(間日・同じ)
27庚寅こういん金・木(相剋)
28辛卯しんぼう金・木(相剋)
29壬辰じんしん水・土(相剋)
30癸巳きし水・火(相剋)

※ 60日に1回、10日間継続します。五行が相剋する日が多く、万事に凶とされます。間日の丙戌・己丑は相剋ではありませんが、十方暮では間日も周りの影響を受けて凶となります。

歴史・起源

十方暮は中国古代の五行説に起源を持ち、日本には宣明暦と共に伝来しました。「十方(全方向)が暮れる」という概念は、仏教の「十方」思想と五行説が融合したものです。

江戸時代の寛政暦まで公式の暦注として記載され、貞享暦でも継承されました。明治6年(1873年)の太陽暦採用時に一旦公式から外れましたが、民間暦に残りました。

現代での扱い

現代では、十方暮の期間中は重要な契約や結婚を避ける人が一部にいます。60日に1回の頻度で巡るため、出現頻度は比較的低く、気にする人は限定的です。

ただし科学的根拠はなく、「参考程度」に楽しむのが良いでしょう。十方暮の期間でも日常業務は通常通り問題ありません。

よくある質問(FAQ)

十方暮とはどういう意味ですか?
十方暮(じっぽうぐれ)は「十方(天地八方)が暮れる(闇になる)」という意味で、六十干支21番「甲申」から30番「癸巳」までの10日間の凶期間です。五行が相剋する日が続くため万事に凶とされます。
十方暮は何を避けるべきですか?
十方暮には結婚・相談事・重要な契約・事始めを避けるべきとされます。特に婚礼と重要な決断を忌む傾向が強いです。既存のことを続ける分には問題ありません。
十方暮は何日間続きますか?
十方暮は10日間続きます。六十干支21番「甲申」から30番「癸巳」までが該当し、60日に1回、10日間継続します。年間では約60日が十方暮に該当します。
十方暮と八専の違いは?
十方暮は五行が「相剋する」ため凶、八専は五行が「重なる」ため凶と、性質が異なります。十方暮は21番〜30番の10日間、八専は49番〜60番の12日間(うち8日が凶)と、該当する六十干支番も異なります。
十方暮の「十方」とは何ですか?
十方(じっぽう)は仏教用語で「東・南・西・北・東南・西南・東北・西北の八方+上・下」の十方向を指します。「十方暮」は全ての方角が暮れる(闇になる)という意味で、何事も暗くなるとされました。
十方暮は何日周期でやってきますか?
十方暮は60日に1回、10日間継続します。六十干支の周期が60日であるため、約2ヶ月に1回の頻度で巡ってきます。
十方暮の期間に旅行しても大丈夫ですか?
十方暮は結婚・相談事・重要な契約を忌む期間で、旅行は特に忌む対象ではありません。ただし、重要な契約や事始めを避ける伝統的な考え方から、旅行日程をずらす人もいます。