2026年(令和8年)

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

一粒の籾が万倍に実る意。万事を始めるに最適な吉日で、現代の暦注で最も親しまれる選日。
吉日
分類
64日
2026年の該当日数
月に4〜6回程度
頻度

一粒万倍日とは

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、「一粒の籾(もみ)が万倍に実る稲穂になる」という意味の選日の中で最も代表的な吉日です。万事を始めるのに良い日とされ、特によく親しまれている選日の一つです。

「一粒の種が万倍に増える」ように、新しいことを始めると大きな成果が得られるとされ、開業・開店・種まき・仕事始め・投資・新しい財布の使い始めなどに良い日とされます。逆に、借金や人から物を借りることは「苦労も万倍になる」として忌まれます。

豆知識:宣明暦時代には「万倍(まんばい)」とだけ記載されていました。貞享暦では一旦外されましたが、明治6年(1873年)の太陽暦採用後に民間暦に復活し、現在まで親しまれています。
項目内容
分類選日(吉日)
読み方いちりゅうまんばいび
意味一粒の籾が万倍に実る意。万事を始めるに最適な吉日で、現代の暦注で最も親しまれる選日。
何に吉開業・開店・種まき・投資・新しい財布の使い始め・仕事始め
何を忌む借金・人から物を借りること(苦労も万倍になる)
頻度月に4〜6回程度
撰日法節切り(節月)と日支の組み合わせ。寅月(立春〜啓蟄前日)は丑日・午日。

今日の一粒万倍日と次の一粒万倍日

今日(7月1日)
今日は一粒万倍日ではありません
次回の一粒万倍日
7月6日(月)
辛巳

今後の一粒万倍日一覧(最大5回)

日付曜日日干支備考
7月6日 (月) 辛巳 一粒万倍日
7月7日 (火) 壬午 一粒万倍日
7月10日 (金) 乙酉 一粒万倍日
7月19日 (日) 甲午 一粒万倍日
7月22日 (水) 丁酉 一粒万倍日

一粒万倍日の詳細

何に良いか(吉事)

  • 開業・開店:新しい事業を始めるのに最適とされる
  • 種まき・栽培:農業・園芸の開始に吉
  • 投資・取引:金運が良いとされ、株式や不動産の購入に吉
  • 仕事始め:新しいプロジェクトや職場の開始に
  • 新しい財布の使い始め:「金運が万倍になる」と金運グッズの日に人気
  • 宝くじ購入:「万倍」の語感から縁起物として人気

何を忌むか(凶事)

  • 借金:苦労も万倍になるとされる
  • 物を借りる:金銭以外でも、恩や人情を借りることを避ける
  • 人に頼る:自ら始めるのが吉、人に依存するのは凶
不成就日との対比:一粒万倍日は「事を始めるに吉」、不成就日は「事を始めるに凶」と、対になる選日です。一粒万倍日には新しいことを始め、不成就日には事始めを避けるのが伝統的な考え方です。

撰日法(計算方法)

節切り(節月)と日支の組み合わせ。寅月(立春〜啓蟄前日)は丑日・午日。

一粒万倍日は「節切り(節月)」で計算されます。月ごとに異なる日支(十二支)が割り当てられ、その日支の日が一粒万倍日となります。

節月期間日支(丑/午など)
寅月立春〜啓蟄の前日丑の日・午の日
卯月啓蟄〜清明の前日寅の日・酉の日
辰月清明〜立夏の前日子の日・卯の日
巳月立夏〜芒種の前日卯の日・辰の日
午月芒種〜小暑の前日巳の日・午の日
未月小暑〜立秋の前日午の日・酉の日
申月立秋〜白露の前日子の日・未の日
酉月白露〜寒露の前日卯の日・申の日
戌月寒露〜立冬の前日午の日・酉の日
亥月立冬〜大雪の前日酉の日・戌の日
子月大雪〜小寒の前日子の日・亥の日
丑月小寒〜立春の前日子の日・卯の日

歴史・起源

一粒万倍日の起源は、中国古代の「万倍日(まんばいび)」に遡ります。日本には宣明暦と共に伝来し、室町時代には既に「一粒万倍」と表記されるようになりました。

江戸時代の寛政暦までは公式の暦注として記載されていましたが、貞享暦(1685年)では暦注の整理で一旦外されました。明治6年(1873年)の太陽暦採用時に政府は迷信的な暦注を禁止しましたが、民間暦の出版社が独自に一粒万倍日を復活させ、現代まで親しまれています。

「一粒万倍」という言葉自体は仏教経典(法華経)の「一称南無仏 皆已成仏道(一粒万倍の教え)」にも見え、文化的に深い意味を持つ語です。

現代での扱い

現代では、金運向上グッズを買い求める日や、新しい財布を取り出す日、宝くじを買う日、株取引を始める日として一粒万倍日を選ぶ人が多くいます。また、起業・開店・結婚式などの一つの日取りとして、大安と並んで人気のある吉日です。

ただし、科学的な根拠があるわけではなく、現代社会では「運を味方につける目安」「前向きに事を始める契機」として楽しむのが良いでしょう。大切なのは日取りよりも、その日を迎える準備と、事に取り組む姿勢です。

よくある質問(FAQ)

一粒万倍日とはどういう意味ですか?
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、「一粒の籾(もみ)が万倍に実る」という意味で、万事を始めるのに最適な吉日とされます。新しいことを始めると大きな成果が得られると信じられ、開業・開店・種まき・投資・仕事始めなどに吉とされます。宣明暦時代には「万倍」とだけ記載されましたが、貞享暦で一旦外され、明治以降に民間暦で復活しました。
一粒万倍日に避けるべきことは?
一粒万倍日には借金や人から物を借りることを避けるべきとされます。「苦労も万倍になる」と言われるため、金銭的な借用や人に依存することは凶とされます。逆に、自ら金を出して始めること・自分から行動を起こすことは吉とされます。
一粒万倍日は月に何日ありますか?
一粒万倍日は月に4〜6回程度(節月ごとに2回×2日支)あります。年間では約60日程度あり、2026年は64日の一粒万倍日があります。6日周期の六曜に比べると出現頻度はやや高い吉日です。
一粒万倍日と大安が重なったら?
一粒万倍日と六曜の大安が重なった日は「スーパー吉日」として特に縁起が良いとされます。婚礼・結納・開業・契約などに最適で、日取りを選ぶ際によく重視されます。カレンダーでは「大安・一粒万倍日」と併記されることが多いです。
一粒万倍日と不成就日の違いは?
一粒万倍日は「万事を始めるに吉」、不成就日は「万事成就しない(事始めに凶)」と、対になる選日です。不成就日は旧暦の月日で計算され、一粒万倍日は節月と日支で計算されるため、計算方法も異なります。同じ日に重なることは少なく、対照的な吉凶日と言えます。
新しい財布を始めるのに良い日ですか?
はい、一粒万倍日は新しい財布の使い始めに最も人気のある吉日の一つです。「金運が万倍になる」とされ、金運向上グッズを購入する日や使い始める日として重宝されます。他には天赦日や寅の日も金運向上に良いとされます。
宝くじを買うのに良い日ですか?
一粒万倍日は宝くじの購入に良い日とされ、多くの人が購入日に選びます。「一粒が万倍に増える」語感から、当選確率が上がるとは限りませんが、縁起を担ぐ目安として人気があります。
一粒万倍日は何日周期でやってきますか?
一粒万倍日は6〜7日周期でやってきます。各節月に2つの日支が割り当てられ、それらの日が該当します。月に4〜6回程度あるため、六曜(6日周期)と同等の出現頻度が高い吉日です。