十二直(じゅうにちょく)とは?意味・読み方・吉凶完全ガイド

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今日の十二直と明日の十二直

今日の十二直
2026年9月29日
納
おさん / 物事を納め入れる日
明日の十二直
2026年9月30日
開
ひらく / 開き通じる日

今後7日の十二直一覧

十二直(じゅうにちょく)とは?意味・読み方・吉凶完全ガイドの一覧表
日付 曜日 十二直 読み方 吉凶
9月30日 (水) 開 ひらく 吉
10月1日 (木) 閉 とづ 凶
10月2日 (金) 建 たつ 大吉
10月3日 (土) 除 のぞく 吉
10月4日 (日) 満 みつ 大吉
10月5日 (月) 平 たいら 大吉
10月6日 (火) 定 さだん 吉

十二直とは

十二直(じゅうにちょく)は、日本の暦注の一つで、建(たつ)・除(のぞく)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・執(とる)・破(やぶる)・危(あやぶ)・成(なる)・納(おさん)・開(ひらく)・閉(とづ)の12種の直から成ります。

十二直は12日周期で順番に繰り返され、日々の吉凶を示す目安として使われてきました。江戸時代の仮名暦(かなごよみ)では日の干支の下、暦の中段に記されていたため「中段」とも呼ばれます。「直」には「当たる(的中する)」という意味が込められており、昭和初期までは六曜よりも重視されていた暦注です。

建
たつ
大吉
万物を建て生じる日
除
のぞく
吉
障害を取り除く日
満
みつ
大吉
すべてが満たされる日
平
たいら
大吉
物事が平らかになる日
定
さだん
吉
善悪が定まる日
執
とる
吉
執り行う日
破
やぶる
凶
物事を突破する日
危
あやぶ
凶
物事を危惧する日
成
なる
大吉
物事が成就する日
納
おさん
吉
物事を納め入れる日
開
ひらく
吉
開き通じる日
閉
とづ
凶
閉じ込める日
💡 ポイント:十二直の縁起の良い順は、一般的に「建・満・平・成(大吉) > 除・定・執・納・開(吉) > 破・危・閉(凶)」とされています。ただし、十二直の吉凶は「何に使うか」によって変わる点が特徴です。例えば「破」は婚礼には凶ですが、訴訟や談判には吉とされます。

十二直の意味と読み方一覧

十二直それぞれの読み方・意味・吉凶・適している行事・避けるべき行事を一覧にまとめました。

十二直(じゅうにちょく)とは?意味・読み方・吉凶完全ガイドの一覧表
十二直 読み方 吉凶 意味 良いこと 避けるべきこと
建 たつ 大吉 万物を建て生じる日 神仏祭祀、婚姻、開店、開業、柱立て、棟上げ、旅行、金銭納め、穀物収納、新しい服の着始め 土を動かすこと(動土)、蔵開き、乗船
除 のぞく 吉 障害を取り除く日 種蒔き、井戸掘り、治療開始、服薬開始、祭祀、すす払い、仕事始め 婚礼、お見合い、旅行、金銭貸借、勝負事、夫婦交合
満 みつ 大吉 すべてが満たされる日 家造り、婚姻、祝い事、移転、旅行、開店、開業、種蒔き、会社登記 土を動かす作業、服薬始め、鍼灸
平 たいら 大吉 物事が平らかになる日 婚礼、相談事、旅行、引っ越し、柱立て、道路修理、壁塗り、地固め 種まき、池や溝や穴を掘ること(動土)
定 さだん 吉 善悪が定まる日 開店、結婚、移転、売買契約、雇用、規則作り、種まき、家造り、土を動かす作業 訴訟、旅行、樹木の植え替え
執 とる 吉 執り行う日 神仏祭祀、婚礼、祝い事、引っ越し、種まき、収穫、家造り、井戸掘り 金銭の出入り、勝負事、訴訟
破 やぶる 凶 物事を突破する日 訴訟、交渉、談判、出陣、狩猟、服薬、罪人の処刑 約束・契約、開業、祭祀、婚礼、祝い事
危 あやぶ 凶 物事を危惧する日 家造り、種まき、酒造り、祭祀、婚礼 高いところの作業、水辺の作業、旅行、登山、船旅、新しいスタート
成 なる 大吉 物事が成就する日 新規事、建築、開店、開業、立願、新事業、種まき、仕込み、結婚、柱立て、移転 訴訟、談判、争いごと
納 おさん 吉 物事を納め入れる日 五穀の収穫、商品購入、仕入れ、仕込み、金銭借り入れ、集金、収納 婚礼、お見合い、移転、葬儀、鍼灸、祭祀
開 ひらく 吉 開き通じる日 入学、開業、井戸掘り、移転、結婚、建築 葬式、不浄事
閉 とづ 凶 閉じ込める日 穴塞ぎ、金銭出納、墓造り、トイレ造り 開店、開業、柱立て、棟上げ、婚礼、新しいことの開始
📝 メモ:十二直は六曜(6日周期)と異なり12日周期で循環します。また、吉凶が「用途によって変わる」点が十二直の大きな特徴です。例えば「破(やぶる)」は物事を突破する日で、訴訟や談判には吉とされますが、契約や婚礼には凶とされます。

地鎮祭や上棟式など「建築・リフォーム」の日取りの選び方

現代の日本において、十二直は特に建築関係(マイホームの建設、リフォーム、地鎮祭、上棟式など)の日取りを決める際に最も重視される暦注の一つです。六曜が「大安」であっても、十二直が「破(やぶる)」や「閉(とづ)」にあたる日は、土を動かすことや柱を立てることが忌まれる傾向にあります。逆に、「建(たつ)」「満(みつ)」「平(たいら)」の日は、建築における最上の吉日とされています。

具体的には、以下のように十二直を選ぶのが一般的です。

  • 地鎮祭(じちんさい):土地を清め、建築の安全を祈願する儀式。「建(たつ)」「満(みつ)」「成(なる)」が最適。特に「建」は万物を建て生じる最吉日として、地鎮祭に最も選ばれやすい日です。「破(やぶる)」は絶対に避けるべき大凶日です。
  • 上棟式(じょうとうしき):家の骨組みとなる柱を立て、棟木を上げる儀式。「建(たつ)」「満(みつ)」「平(たいら)」「定(さだん)」「成(なる)」が適しています。柱立て・棟上げに吉とされる日を選ぶのが伝統的な慣習です。
  • リフォーム・増改築:新規工事の開始には「成(なる)」「開(ひらく)」、完工後の引き渡しには「納(おさん)」を選ぶと良いとされています。ただし「破(やぶる)」は解体や取り壊しを含め、すべての建築行為に凶とされます。
  • 新築引き渡し・入居:「満(みつ)」「平(たいら)」「開(ひらく)」など、万象が満ちる日や開通する日が好まれます。新しい生活のスタートに最適です。
⚠️ 注意:「破(やぶる)」は物事を衝破する日とされ、建築業界では絶対的な大凶日とされています。たとえ六曜が「大安」であっても、十二直が「破」の日に着工や地鎮祭を行うことは避けるのが無難です。同様に「閉(とづ)」も諸事閉止する日として、新規事の開始には不向きです。
💡 プロのアドバイス:ハウスメーカーや工務店と打ち合わせをする際、十二直を考慮した日取りを希望すると、より丁寧に対応してもらえることがあります。特に地鎮祭と上棟式は、施主と建築家が一堂に会する重要な儀式です。十二直「建・満・平・成」のいずれかが重なる大安の日を選べば、六曜・十二直の両面から最上の吉日となります。1年間でこの条件を満たす日は限られるため、予定が決まり次第早めに予約することをおすすめします。

2026年(令和8年)の十二直カレンダー

2026年の十二直分布を以下のグラフで確認できます。十二直は12日周期で循環するため、各直はほぼ均等に分布します(年によって±1日の変動があります)。

建(たつ)
30日 (8.2%)
除(のぞく)
30日 (8.2%)
満(みつ)
31日 (8.5%)
平(たいら)
31日 (8.5%)
定(さだん)
30日 (8.2%)
執(とる)
32日 (8.8%)
破(やぶる)
29日 (7.9%)
危(あやぶ)
30日 (8.2%)
成(なる)
29日 (7.9%)
納(おさん)
29日 (7.9%)
開(ひらく)
31日 (8.5%)
閉(とづ)
33日 (9%)
📊 データ:2026年は365日間あり、十二直は12日周期のため各直は約30.4日(約30日)ずつ分布します。1日あたりの差は最大でも1日程度です。

十二直の順番と計算方法

十二直は以下の順番で12日周期で繰り返されます:

建(たつ) → 除(のぞく) → 満(みつ) → 平(たいら) → 定(さだん) → 執(とる) → 破(やぶる) → 危(あやぶ) → 成(なる) → 納(おさん) → 開(ひらく) → 閉(とづ) → …

計算の仕組み

十二直の計算は、二十四節気を基準とした節月(せつげつ)で行われます。各節月の最初の、その月と同じ十二支の日を「建」とし、以後順に配していきます。

  1. 二十四節気の「節」を基準に節月を定める(立春が正月節の始まり)
  2. 各節月には対応する十二支がある(正月節=寅、2月節=卯、3月節=辰…)
  3. 節月に入ってから最初の、その月と同じ十二支の日を「建」とする
  4. 以後順に「除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」と12日周期で配する
  5. 節入りの日のみ、前日と同じ十二直を配する特殊ルールがある

節月と十二支の対応

十二直(じゅうにちょく)とは?意味・読み方・吉凶完全ガイドの一覧表
節月 二十四節気 月の十二支 最初の「建」の日
正月節立春〜啓蟄前日寅立春後最初の寅の日
2月節啓蟄〜清明前日卯啓蟄後最初の卯の日
3月節清明〜立夏前日辰清明後最初の辰の日
4月節立夏〜芒種前日巳立夏後最初の巳の日
5月節芒種〜小暑前日午芒種後最初の午の日
6月節小暑〜立秋前日未小暑後最初の未の日
7月節立秋〜白露前日申立秋後最初の申の日
8月節白露〜寒露前日酉白露後最初の酉の日
9月節寒露〜立冬前日戌寒露後最初の戌の日
10月節立冬〜大雪前日亥立冬後最初の亥の日
11月節大雪〜小寒前日子大雪後最初の子の日
12月節小寒〜立春前日丑小寒後最初の丑の日
📝 メモ:十二直は節月(二十四節気の「節」で区切る)で計算されるため、通常の1月・2月といった月(暦月)とは区別されます。当サイト「日本暦」では、日付ごとの十二直を自動計算して表示しています。

北斗七星との関係

十二直は古代中国で行われていた北斗七星の観測から発祥しました。北斗七星の柄杓の部分(斗柄:とへい)が指し示す方角に十二支を割り当て、季節の移り変わりを把握していました。冬至には斗柄が真北(子の方角)を指すことから、11月節を「建子の月」と名付けたのが起源とされています。この「月建(げっけん)」の概念が、後に十二直の吉凶占いへと発展しました。

十二直の歴史と起源

古代中国での誕生

十二直は古代中国で生まれたとされ、北斗七星信仰に由来します。正確な起源時期は不明ですが、北斗七星の柄杓が指す方角と十二支を結びつけた「月建(げっけん)」の概念から発展したと考えられています。これが後に日々の吉凶を占う暦注へと変化していきました。

日本への伝来

十二直が日本に伝わった時期も明確ではありませんが、正倉院に保管されている日本最古の暦「具注暦(ぐちゅうれき)」(西暦746年のもの)に十二直が記されていることから、少なくとも8世紀初頭(奈良時代)には日本で使われていたことが確認されています。六曜が日本に伝わったのが14世紀頃とされるため、十二直の方が遥かに古い歴史を持ちます。

江戸時代での普及

江戸時代になると、十二直は一般庶民の間でも広く使われるようになりました。当時普及した仮名暦(かなごよみ)では、日の干支の下、暦の中段に十二直が記されていたため「中段」の通称で呼ばれるようになりました。江戸時代の吉凶判断は複雑でしたが、人々は日々の生活の指針として十二直を重視しました。

💡 「直」の意味:十二直の「直」には「当たる(的中する)」という意味が込められており、「よく当たる暦」として信じられていました。また別名の「十二客」の「客」には「他より来て宿る」という意味があります。

明治以降の変化

明治時代になると、六曜(大安・仏滅など)が次第に普及し始め、十二直の地位は相対的に低下していきました。昭和初期までは十二直の方が一般的でしたが、次第に六曜が主流となりました。現代では一般的なカレンダーや手帳に十二直が記載されることは少なくなりましたが、開運カレンダーや伝統的な暦(神宮館暦など)には記載されており、十二直を重視する人も一定数存在します。

現代の十二直

現代では、十二直は建築や引越し、婚礼など行事の日取りを決める際の参考として、また伝統文化として知る意義が見直されています。十二直は六曜よりも細かい吉凶判定が可能で、用途に応じた吉凶の変化という特徴を持つため、六曜と併用する人もいます。

十二直は信じてもいい?

十二直を信じるかどうかは、個人の判断によります。ここでは、両方の立場から見てみましょう。

信じる立場

  • 日本の伝統文化として尊重する(六曜より古い歴史を持つ)
  • 建築や引越し、婚礼の日取りの「目安」になる
  • 用途に応じた吉凶判定ができる(六曜より細かい)
  • 「的中率が高い暦」として古くから信じられてきた
  • 家族や親戚が気にしている場合は、配慮として従う

信じない立場

  • 科学的根拠がない迷信である
  • 北斗七星の動きと日々の運勢に関係性はない
  • 現代の合理的な判断を優先すべき
  • 十二直で吉凶が決まるわけではない
  • 現代のカレンダーにはほとんど記載されなくなった
💡 結論:十二直は「伝統文化」として知り、「参考の一つ」として活用するのがおすすめです。六曜と組み合わせて使うことで、より細かな日取りの検討が可能です。過度に気にする必要はありませんが、建築や引越しなど人生の節目となる行事では、参考として十二直を考慮するのも良いでしょう。

十二直と六曜の違い

十二直と六曜は、いずれも日本の暦注で日々の吉凶を示すものですが、いくつかの重要な違いがあります。

十二直(じゅうにちょく)とは?意味・読み方・吉凶完全ガイドの一覧表
項目 十二直 六曜
周期 12日周期(12種) 6日周期(6種)
由来 北斗七星信仰・月建 中国の占術(諸説あり)
日本への伝来 飛鳥〜奈良時代(8世紀初頭) 鎌倉〜室町時代(14世紀頃)
計算基準 節月(二十四節気の節)と十二支 旧暦の月日
吉凶の特徴 用途によって吉凶が変わる 時間帯によって吉凶が変わる
別名 中段・十二客・建除 特に無し
現代の普及度 低い(開運カレンダー等に記載) 高い(一般カレンダーに広く記載)
全6/12種 建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉 先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口
📝 補足:十二直は六曜と併用することができます。例えば「大安」でかつ「建」の日であれば、両方の暦注から吉日と判定できます。十二直は六曜よりも細かい判定が可能なため、より厳密な日取りを検討する際に役立ちます。六曜の詳細はこちら。

よくある質問(FAQ)

十二直についてよく寄せられる質問をまとめました。

十二直とはどういう意味ですか?

十二直(じゅうにちょく)は、日本の暦注の一つで、「建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」の12種の言葉を1日ごとに割り振り、日々の吉凶を占うものです。古代中国の北斗七星信仰に由来し、日本には飛鳥時代〜奈良時代に伝来したとされています。「直」には「当たる(的中する)」という意味が込められており、かつては六曜よりも重視されていました。

十二直の読み方を教えてください。

十二直の読み方は以下の通りです。建(たつ)・除(のぞく)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・執(とる)・破(やぶる)・危(あやぶ)・成(なる)・納(おさん)・開(ひらく)・閉(とづ)。この順番で12日周期で循環します。

十二直と六曜の違いは何ですか?

十二直は12日周期、六曜は6日周期で循環する点が異なります。また、十二直は古代中国の北斗七星の観測に由来し、日本には飛鳥時代頃に伝来しました。一方、六曜は鎌倉時代〜室町時代に伝来したとされ、十二直の方が歴史は古いです。昭和初期までは十二直の方が一般的でしたが、現在では六曜の方が広く知られています。

十二直の吉凶の順番は?

一般的に、大吉は「建・満・平・成」、吉は「除・定・執・納・開」、凶は「破・危・閉」とされています。最も吉とされるのは「建」で、万物を建て生じる最吉日とされます。最も凶とされるのは「危」で、万事に危惧を含む日とされます。ただし、十二直の吉凶は「何に使うか」によって変わり、例えば「破」は訴訟事には吉とされるなど、文脈によって解釈が異なります。

十二直の「中段」という呼び方はどういう意味ですか?

十二直は、江戸時代の仮名暦(かなごよみ)において日の干支の下、暦の中段に記されていたため「中段(ちゅうだん)」とも呼ばれます。また「中段十二直」「暦の中段」といった呼び方もあります。当時は暦注といえば十二直を指すほど重視されていました。

十二直はいつから使われていますか?

正倉院に保管されている日本最古の暦「具注暦(ぐちゅうれき)」(西暦746年のもの)に十二直が記されていることから、少なくとも8世紀初頭(奈良時代)には日本で使われていたことが確認されています。六曜が日本に伝わったのが14世紀頃とされるため、十二直の方が遥かに古い歴史を持ちます。

十二直の計算方法は?

十二直は、二十四節気を基準とした節月(せつげつ)で計算されます。各節月の最初の、その月と同じ十二支の日を「建」とし、以後順に「除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」と配していきます。例えば正月節(立春〜啓蟄の前日)は寅月なので、立春後最初の寅の日が「建」となります。原則として12日周期ですが、節入りの日のみ前日と同じ十二直を配する特殊ルールがあります。

十二直で最も縁起の良い日は?

十二直の中で最も縁起が良いとされるのは「建(たつ)」です。万物を建て生じる最吉日とされ、神仏祭祀、婚姻、開店、柱立て、棟上げ、旅行など万事に大吉とされます。ただし土を動かすことや蔵開きには凶とされる点に注意が必要です。また「満」「平」「成」も大吉日とされます。

十二直で最も縁起の悪い日は?

十二直の中で最も縁起が悪いとされるのは「危(あやぶ)」です。万事に危惧を含む日とされ、旅行、登山、船旅は特に大凶とされます。次いで「破」「閉」も凶日とされますが、「破」は訴訟や談判事には吉とされるなど、用途によって吉凶が変わる点が十二直の特徴です。

十二直を気にした方がいいですか?

十二直を気にするかどうかは個人の判断によります。日本の伝統文化として知ることは有意義ですが、過度に気にする必要はありません。十二直は科学的根拠に基づくものではなく、迷信的な要素も含みます。建築や引越し、婚礼など行事の日取りを考える際の「参考の一つ」として捉えるのが良いでしょう。

十二直は現在もカレンダーに記載されていますか?

現代の一般的なカレンダーや手帳には、十二直はほとんど記載されなくなりました。六曜(大安・仏滅など)の方が広く記載されています。ただし、開運カレンダーや伝統的な暦(神宮館暦など)には記載されており、十二直を重視する人も一定数います。当サイト「日本暦」では、日付ごとの十二直を自動計算して表示しています。

「建」と「満」はどっちが良い日ですか?

どちらも大吉日とされますが、用途によって向き不向きがあります。「建」は万物を建て生じる最吉日で、新規事の開始、神仏祭祀、婚姻、開店などに最適です。一方「満」は万象万物が満ち溢れる日で、建築、移転、婚礼、開店、種蒔きなど万事に大吉です。一般的には「建」が最も吉とされることが多いですが、目的に応じて選ぶと良いでしょう。

十二直は仏教と関係ありますか?

十二直は仏教とは直接関係のない、中国古代の星象信仰(北斗七星信仰)に由来する暦注です。仏教各宗派の中でも、特に浄土真宗は教義上、六曜や十二直のような迷信的な暦注を否定する伝統があります。十二直を日取りの参考にするかどうかは、個人の信仰や判断によります。

十二直の別名はありますか?

十二直は、暦の中段に記されることから「中段(ちゅうだん)」「中段十二直」「暦の中段」とも呼ばれます。また「十二客(じゅうにきゃく)」「十二建(じゅうにけん)」「建除(けんじょ)」といった別名もあります。「直」には「当たる(的中する)」、「客」には「他より来て宿る」という意味が込められています。

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