干支(かんし・十干十二支)とは?意味・読み方・一覧完全ガイド
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今日の干支と明日の干支
今日の三干支(年・月・日)
今後7日の干支(日柱)
| 日付 | 曜日 | 日干支 | 十二支 |
|---|---|---|---|
| 7月2日 | (木) | 丁丑 | うし(牛(うし)) |
| 7月3日 | (金) | 戊寅 | とら(虎(とら)) |
| 7月4日 | (土) | 己卯 | う(兎(うさぎ)) |
| 7月5日 | (日) | 庚辰 | たつ(竜(たつ)) |
| 7月6日 | (月) | 辛巳 | み(蛇(へび)) |
| 7月7日 | (火) | 壬午 | うま(馬(うま)) |
| 7月8日 | (水) | 癸未 | ひつじ(羊(ひつじ)) |
干支とは
干支(かんし・えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60周期の暦の数え方です。日本では年贺状などで「今年の干支」といえば十二支の動物を指すことが多いですが、本来は十干と十二支を組み合わせた「甲子(かっし)」「乙丑(いっちゅう)」などの60通りの組み合わせを指します。
十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類です。これらを順に組み合わせると、最小公倍数の60通り(六十干支)ができます。干支は年・月・日・時刻のいずれにも割り当てられ、60周期で循環します。
干支の3つの意味
- 本来の干支:十干と十二支を組み合わせた60周期(甲子・乙丑…癸亥)
- 日本での日常的な意味:十二支(子・丑・寅…亥)の12種類
- 暦注として:年・月・日・時刻それぞれに干支を割り当て、運勢や吉凶を占う
十二支一覧(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)
十二支は12種類の記号で、それぞれに動物・時刻・方位・旧暦の月が割り当てられています。以下は十二支の一覧です。各十二支をクリックすると、詳細ページで意味・性格・相性・年表などを確認できます。
十二支の詳細一覧
| 十二支 | 読み方 | 動物 | 時刻 | 方位 | 旧暦月 | 象徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 子 | ね | 鼠(ねずみ) | 23時〜1時 | 北 | 11月 | 知恵と繁栄の象徴。新しいサイクルの始まり。 |
| 丑 | うし | 牛(うし) | 1時〜3時 | 北北東 | 12月 | 勤勉と忍耐の象徴。コツコツ努力を重ねる。 |
| 寅 | とら | 虎(とら) | 3時〜5時 | 東北東 | 1月 | 勇気と権力の象徴。リーダーシップを発揮。 |
| 卯 | う | 兎(うさぎ) | 5時〜7時 | 東 | 2月 | 温和と繁栄の象徴。人間関係を大切に。 |
| 辰 | たつ | 竜(たつ) | 7時〜9時 | 東南東 | 3月 | 権威と幸運の象徴。大きな目標を持つ。 |
| 巳 | み | 蛇(へび) | 9時〜11時 | 南南東 | 4月 | 知恵と財産の象徴。慎重に判断を下す。 |
| 午 | うま | 馬(うま) | 11時〜13時 | 南 | 5月 | 活力と自由の象徴。行動力を発揮。 |
| 未 | ひつじ | 羊(ひつじ) | 13時〜15時 | 南南西 | 6月 | 温和と調和の象徴。人との協調を大切に。 |
| 申 | さる | 猿(さる) | 15時〜17時 | 西南西 | 7月 | 知恵と機知の象徴。柔軟な発想を持つ。 |
| 酉 | とり | 鶏(にわとり) | 17時〜19時 | 西 | 8月 | 勤勉と実直の象徴。時間を守る。 |
| 戌 | いぬ | 犬(いぬ) | 19時〜21時 | 西北西 | 9月 | 忠誠と義理の象徴。人を守る。 |
| 亥 | い | 猪(いのしし) | 21時〜23時 | 北北西 | 10月 | 勇敢と根源の象徴。最後までやり遂げる。 |
十干一覧(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)
十干は10種類の記号で、陰陽五行説に基づき、それぞれに陰陽と五行(木・火・土・金・水)が割り当てられています。陽は兄(え)、陰は弟(と)と呼ばれます。
| 十干 | 読み方 | 音読み | 陰陽 | 五行 | 象徴 | 性質 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 甲 | こう | カン | 陽(兄) | 木(陽) | 大木・参天の木 | 成長・発展・指導力 |
| 乙 | おつ | オツ | 陰(弟) | 木(陰) | 草花・藤の花 | 柔軟・協調・育成 |
| 丙 | へい | ヘイ | 陽(兄) | 火(陽) | 太陽・大火 | 情熱・輝き・表現力 |
| 丁 | てい | テイ | 陰(弟) | 火(陰) | 灯火・蝋燭の火 | 知的・繊細・温かみ |
| 戊 | ぼ | ボ | 陽(兄) | 土(陽) | 山・大地・岩石 | 安定・包容力・信頼 |
| 己 | き | キ | 陰(弟) | 土(陰) | 畑・田园・湿土 | 育成・母性・忍耐 |
| 庚 | こう | コウ | 陽(兄) | 金(陽) | 剣・鉱石・斧 | 断固・正義・改革 |
| 辛 | しん | シン | 陰(弟) | 金(陰) | 宝石・針・装飾品 | 繊細・審美眼・鋭さ |
| 壬 | じん | ジン | 陽(兄) | 水(陽) | 大海・大河・洪水 | 流動・自由・知恵 |
| 癸 | き | キ | 陰(弟) | 水(陰) | 雨・露・泉水 | 潤い・包容・神秘 |
十干と五行の関係
十干は五行(木・火・土・金・水)にそれぞれ陰陽を割り当てたものです。五行は木→火→土→金→水→木の順に循環し、自然界のあらゆる現象を説明する哲学です。
- 木(甲・乙):成長・発展・創造
- 火(丙・丁):情熱・輝き・表現
- 土(戊・己):安定・包容・育成
- 金(庚・辛):断固・審美・正義
- 水(壬・癸):流動・知恵・潤い
六十干支(60通り)一覧
十干(10種)と十二支(12種)を順に組み合わせると、最小公倍数の60通りの干支ができます。これを六十干支(ろくじっかんし)または六十甲子(ろくじっこうし)と呼びます。60年で元の干支に戻るため、60歳を「還暦」と祝います。
今日の日干支は丙子です。下の表でハイライト表示しています。
六十干支の特徴
- 1番目:甲子(かっし) − 新しい始まり・最も縁起が良いとされる
- 11番目:甲戌(こうじゅつ) − 木の兄と土の弟の組み合わせ
- 21番目:甲申(こうしん) − 木の兄と金の弟の組み合わせ
- 31番目:甲午(こうご) − 木の兄と火の弟の組み合わせ
- 41番目:甲辰(こうしん) − 木の兄と土の弟の組み合わせ
- 51番目:甲寅(こういん) − 木の兄と木の弟の組み合わせ
- 60番目:癸亥(きがい) − 60年周期の最後・終わりと新たな始まり
干支の歴史と起源
干支の起源は古代中国にあり、3000年以上の歴史を持ちます。以下に干支の歴史をまとめました。
殷時代(約3000年前)
十干の原型が誕生したとされます。殷の甲骨文字には、日付を記録するために十干が使われていました。当時は十進法が主流で、10日を一周期とする「旬(しゅん)」の概念がありました。
戦国時代〜漢代
十二支が成立し、十干と組み合わせて六十干支が完成しました。十二支は木星(歳星)の周回を基準にした方位記号として作られ、後に時刻・月・年にも割り当てられました。漢代には陰陽五行説と結びつき、現在の体系が整いました。
動物の割り当て
十二支に動物が割り当てられたのは後世のことです。有力な説では、本来は時刻や方位を意味する記号だったものに、民間で動物が当てはめられたとされます。有名な「十二支の動物レース」伝説は日本で広まりましたが、中国・ベトナムなどでも類話があります。
日本への伝来
干支は飛鳥時代〜奈良時代に中国から日本へ伝来しました。古代中国の暦と共に導入され、宮廷行事や暦注として使われました。日本では独自の発展を遂げ、「亥」を猪(いのしし)とするなど、中国とは一部異なる解釈が定着しました。
江戸時代
干支は庶民の間にも広く定着し、年賀状や吉祥のモチーフとして親しまれるようになりました。また、暦注として吉日を選ぶ「暦選日」が発達し、現代の「大安」や「一粒万倍日」などの吉日と結びつきました。
現代
干支は年賀状・正月飾り・干支宝石など、日本の伝統文化として広く親しまれています。また、姓名判断・四柱推命・九星気学などの占いでも重要な役割を果たします。毎年12月には、翌年の干支の動物をモチーフにしたお年玉袋や縁起物が販売されます。
還暦(かんれき)と干支
還暦(かんれき)は、60歳の誕生日を祝う日本の伝統行事です。干支が60年周期で元の組み合わせに戻るため、「暦が還る(戻る)」という意味で還暦と呼ばれます。
還暦の由来
干支は60年で一巡するため、60歳の誕生日には生まれ年の干支に戻ります。例えば、甲子年生まれの人は60年後に再び甲子年を迎えます。これを「生まれ直し」と捉え、赤いちゃんちゃんこを着て祝う風習が生まれました。
還暦の例
- 1966年生まれ(丙午・うま)の人は2026年に還暦を迎えます。
- 2025年生まれの人は2085年に還暦を迎えます。
現代の干支の使い方
干支は現代の日本でも様々な場面で使われています。以下に代表的な使い方を紹介します。
1. 年賀状と正月飾り
毎年12月になると、翌年の干支の動物をモチーフにした年賀状・お年玉袋・破魔矢・縁起物が販売されます。年末年始の風物詩として欠かせない存在です。
2. 干支宝石(エトジュエリー)
各十二支に守り石を割り当てた「干支宝石」も人気です。例えば、子年はガーネット、丑年はシトリン、寅年はタイガーアイなど、各干支に対応するパワーストーンが販売されています。
3. 占いと運勢判断
姓名判断・四柱推命・九星気学・干支占いなど、生まれ年の干支を基に運勢や性格を占う占術が多数あります。新年には「今年の運勢」が各干支別に発表されます。
4. 暦注と吉日選び
干支は日付にも割り当てられ、「寅の日」「巳の日」「戊午の日」などの吉日判断に使われます。例えば、寅の日は金運上昇の日とされ、貯金始めや宝くじ購入に良いとされます。
5. 仏教の守り本尊
日本の仏教では、各十二支に守り本尊(守本尊)が割り当てられています。例えば、子年は千手観音、丑・寅年は虚空蔵菩薩、卯年是文殊菩薩などです。新年に守り本尊を参拝する風習があります。
よくある質問(FAQ)
干支についてよく寄せられる質問をまとめました。
干支とは何ですか?
干支(かんし・えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60周期の暦の数え方です。「甲子(かっし)」「乙丑(いっちゅう)」のように、十干と十二支を順に組み合わせて60通り(六十干支)を作り、これが年・月・日・時刻に割り当てられます。日本では年贺状の干支として十二支が親しまれていますが、本来は十干十二支の組み合わせが「干支」です。
干支(えと)と十二支の違いは?
厳密には、「干支」は十干と十二支を組み合わせたもの(60通り)を指し、「十二支」は子・丑・寅…の12種類のみを指します。しかし日本では「干支」という言葉で十二支(十二の動物)を指すことが一般的です。年贺状の「今年の干支」は十二支の動物を意味します。
干支は何年周期ですか?
干支は60年周期です。十干(10種)と十二支(12種)の最小公倍数が60であるため、60年で元の組み合わせに戻ります。これを「六十干支(ろくじっかんし)」または「六十甲子(ろくじっこうし)」と呼びます。60歳の誕生日を「還暦(かんれき)」と呼ぶのは、生まれ年の干支に戻るからです。
十二支は何ですか?
十二支(じゅうにし)は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類の記号です。それぞれに動物が割り当てられており、順に鼠・牛・虎・兎・竜・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪になります。日本では年を表すのに使われ、12年周期で巡ります。
十干とは何ですか?
十干(じっかん)は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類の記号です。陰陽五行説に基づき、それぞれに陰陽と五行(木・火・土・金・水)が割り当てられています。十干だけでも10周期で循環し、十二支と組み合わせることで60周期になります。
なぜ60歳を還暦と呼ぶのですか?
60歳を還暦と呼ぶのは、干支が60年周期で元に戻るからです。生まれ年の干支(例えば甲子年生まれ)は60年後に再び同じ干支(甲子)に戻ります。「還(かえ)る」「暦(こよみ)」という字の通り、暦が一巡して生まれ年の干支に還ることを意味します。
干支はいつから始まりましたか?
干支の起源は古代中国にあり、殷時代(約3000年前)には既に十干が使われていたとされます。十二支は戦国時代に成立し、漢代には十干と十二支を組み合わせた六十干支が完成しました。日本には飛鳥時代〜奈良時代に伝来したと考えられています。
干支の動物はどうやって決まりましたか?
十二支に動物が割り当てられた由来には諸説あります。最も有名なのは「十二支の動物レース」の伝説です。神様が元旦に動物を集め、到着順に十二支を決めたというものです。鼠が一番乗りしたのは、牛の背中に乗って降りたからとされます。ただし、これは後世の民間伝承で、本来は時刻・方位・五行説から割り当てられたとする説が有力です。
日本の干支と中国の干支は同じですか?
基本的な仕組みは同じですが、動物の一部が異なります。例えば、日本の「亥」は猪(いのしし)ですが、中国では猪(豚)です。また、日本の「未」は羊ですが、中国では山羊とされることがあります。さらに、年境目も日本では立春(2月4日頃)とするのが正式とされます。
干支は新年のいつ変わりますか?
干支の年境目には2つの考え方があります。1つは「立春(2月4日頃)」を新年とする古い暦の考え方で、占いや正式な干支ではこちらが使われます。もう1つは「元旦(1月1日)」で、現代の日常的な干支はこちらで変わるとされることが多いです。当サイトでは立春基準を正式としています。
今日の干支はどうやって調べますか?
当サイト「日本暦」のトップページで今日の日付の暦注を確認できます。また、当ページ上部に今日と明日の干支(年・月・日)を表示しています。干支は年・月・日・時刻それぞれに割り当てられます。
干支の相性はありますか?
伝統的な干支占いでは、十二支の相性を「三合(さんごう)」「六冲(ろくちゅう)」「六合(ろくごう)」などで判断します。例えば、三合は「申・子・辰」のように3つの支が組んで吉とする組み合わせで、六合は2つの支の吉組み合わせです。ただし、これは伝統的な占いであり、科学的根拠はありません。
干支の守り本尊はありますか?
日本の仏教では、各十二支に守り本尊(守本尊)が割り当てられています。例えば、子年の守り本尊は千手観音、丑・寅年は虚空蔵菩薩、卯年是文殊菩薩などです。これは密教と民間信仰が融合したもので、新年に寺院で守り本尊を参拝する風習があります。